食事バランスガイドとはなんじゃろか。

食事バランスガイドとは、農林水産省と厚生労働省のHPに掲載されている「バランスゴマ(独楽))」くんのことです。

20150505a(図をクリックすると大きくなります)

この図だけを見ても、なんのことかよく分かりませんよね。

このバランスゴマがうまく回るように食べることが、健康維持に必要なんですが、そんなことを一緒に見て行きましょう。


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誰が作ったのか

バランスゴマくんが誕生したきっかけは、内閣府が定めた「食育推進基本計画」に則って、国民の食事をバランス(「何を」「どれだけ」食べたらよいか)を分かりやすく示そうと、厚生労働省農林水産省が動き始めたことによります。

(このページの画像は、すべて農林水産省のホームページから転載しています)

構成は4層

バランスゴマは、4層で構成されています。

  1. 主食
  2. 副食
  3. 主菜
  4. 牛乳・乳製品果物

主食(ご飯・麺・パンなど)は6つくらい食べる

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身体を動かすエネルギーになる食材です。

このコマの円が大きいのでたくさん必要とする食材だということを示しています。

副菜(野菜・きのこ類)は5つくらいたべる

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ビタミン類を補給する食材ですね。

野菜不足にならないように野菜類も大きな円になりたくさん必要とします。

主菜(肉・魚・卵)は4つくらいでいいよ

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この層は、タンパク質ですね。
身体を作る重要な栄養素になります。

でも主食に比べて半分の量でよいようです。

この層を摂り過ぎると、肥満とかになりやすいですね。

主菜が、副菜より下にあるのはちょっと見ると不自然ですが、あまり摂り過ぎないようにとの注意だと思ってください。

牛乳・乳製品は2つで十分

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主にカルシウムを補給するための必要な栄養素ですが、主食の1/3でOKですよ。

ついつい、結構な量を食べているような気がします。

最後の尖ったところの果物は2つ

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果物類はたくさんの量は必要としませんが、コマがよく回るためには、しっかりとした先端が必要です。

新しい食事の単位「つ」をよく見てみよう

食事バランスガイドでは、食事の量を「ひとつ」「2つ」「3つ」のように「つ」と言う単位を提案しています。

食事の量を「つ」なんて、聞きなれないので変ですね。

でも、覚えてしまうと案外使い易いので、ちょっと詳しく見てみましょう。

主食1つは、ご飯を軽く一膳か食パン1枚

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だいたい見当がつきますね。

鮨なら、2貫くらいで「1つ」でしょうか?
ま、3貫で1つにしてもかまいません。

あまり神経質にならずに、概要を捉えるようにしましょう。

副菜1つは、小鉢の概念

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小鉢が「1つ」だとすると、中鉢で出されるような煮物などは「2つ」になるようですね。

主菜1つは目玉焼き、焼き魚は2つ、焼き肉は3つにカウント

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一日に、4つか5つに押さえなさいと言われると、なかなかキツイですね。

  • 、納豆と目玉焼きで2つ
  • 、焼き魚定食で2つ
  • 、豚肉の生姜焼きを食べたら3つ

あっという間に、7つになってしまいました。

これは、まじめに抑制しないと食べ過ぎになってしまいます。

乳製品1つはチーズ一欠、牛乳なら半分。

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牛乳をコップ1杯飲むと2つだから、一日分はそれでおしまいです。

なんだかもの足りないですね。

果物1つはりんご半分

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果物1つはりんご半分ですから、1個食べれば十分です。


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栄養学よりも実用的なバランスゴマくん

このコマがうまく回るにはバランスよくすべての食材を食べることが必要になります。

食事のバランスを考えるときに、例えば、

  • たんぱく質
  • 脂肪分
  • 炭水化物
  • ビタミンC・ビタミンB

等と栄養学的に細かく分けて言われると混乱してしまいますが、

この食事バランスガイドは、栄養面からでは分かりにくいバランスを、料理の組み合わせやメニューによって考えるので、実際的で取り入れやすくなっています。

年齢や性別に分けた時に、それぞれに必要な「つ」を表にしたのが下の図です。

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基本形では、中央値が上から順に、6つ、5つ、4つ、2つ・2つですから、覚えるのも簡単ですね。

またこれ以上は取りすぎになることも、分かりやすいです。

日本食を見直すきっかけに

バランスゴマくんが元気になる組み合わせを考えていると、日本食が一番向いていることになるのかもしれません。

洋食生活に慣れた現代の子どもたちにとって、日本食はおなかの満腹感も薄く、油が少ないので物足りなく感じるかもしれませんが、うまくメニューを考えてあげれば、対応できることと思います。

原点回帰ではありませんが、もう一度日本食を実践してみることも必要なのかもしれません。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。



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