新聞の上下がギザギザになっている意味は?何のため。

毎日たくさん新聞が発行されています。

新聞を毎日見ていて不思議なことありませんか?

新聞紙の上下の端っこがなぜかギザギザになっていること。

IMG_2918

同じような紙でも雑誌はまっすぐ切ってありますが、新聞はよく見てみるとギザギザですが、どうしてなんでしょう。


スポンサーリンク


大量に高速に切断する技術

一日に日本中でどれだけの新聞が発行されているか知っていますか。

インターネットの普及・若い人の新聞離れなども言われていますが、毎年日本中で1年間に4500万部(朝・夕刊)発行されています。

この数字は雑誌などと比較すると、毎日ケタ違いの量の新聞が発行されていることを示しています。
日本の世帯数から考えると83%にもなるとの数字も出ています。

新聞はその日のニュースを翌朝には記事にしないとなりません。
雑誌の締切と比べると、印刷に与えられる時間にまったく余裕が無いのです。

新聞の印刷は毎時13万部とも言われています。
しかも、新聞は確実に時間が決まっているものではありませんし、事件も待ってはくれません。

その毎日大量に印刷される新聞。
新聞紙は長いロールの状態で印刷されます。

大量に高速に印刷する技術改良が進められました。

印刷されたロール紙を正確に高速にカットしなければなりません。

刃先がギザギザになっている

新聞のギザギザはロール紙に印刷した新聞を高速でカットするときに、ずれないように刃先がギザギザに加工されているからなのです。

20150905a

刃物がギザギザであれば、紙に刃先が食い込み、紙の逃げる現象がなくなり精度よく高速で切ることができます。


スポンサーリンク


針刺しで固定

さらに、紙の上下のズレがないよう紙を重ねて引き出すために、細い針を上下の紙に突き通して固定した状態で巻き上げます。

新聞紙を見ると下の部分に横並びである穴が固定用の針を突き通した穴です。

IMG_2919

1分間に1000部印刷してそれをしっかりと新聞の大きさにするために必要なギザギザと穴なのです。

ネット時代に求められる新聞の役割

現代では、コンピュータの利用により、新聞の制作が従来よりも圧倒的に速くなりました。

しかし、パソコンやネットの普及により、より一層記事の早さが要求され、最初の印刷分と最終で印刷される分は内容が変わっていることもしばしばです。

そのたびに印刷時間が少なくなり、また作業も多くなっているため、早く印刷、早くカットする必要が日々追求されています。

そのような技術革新の結果が、ギザギザと針の穴ですが、今後、新しい異技術が開発されれば、新聞の形状が変わってくるかもしれません。

紙質も含めて、文字だけではなく、新聞の形にも注目してみましょう。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


関連コンテンツ


スポンサーリンク