富士登山初心者の服装と装備リスト!大雨の経験から

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世界遺産の富士山は人がいっぱいだが、厳しい山です。

世界遺産になった途端に、大勢の初心者が富士登山に押しかけ、中にはハイヒールで登ろうとした人がいたとかいないとか!?(@_@)

初心者にとって必要な富士登山の服装と装備を説明します。

登山経験のない初心者が、初めて富士登山をするなら、ガイド付きの富士登山ツアーがおすすめです。

と言うより、ガイド無しで単独で登るのは危険ですから、初登山ならツアーの利用しか選択肢がないと思ったほうが良いです。
対象は、ガイド付き登山ツアーで、前日の昼過ぎに5合目を出発して山小屋での仮眠付きの一泊登山です。

例えば、

  1. 新宿西口でバスに乗って
  2. 山道具レンタル店に立ち寄って
  3. 登山口で降ろしてもらい
  4. 山岳ガイドが山小屋まで案内してくれる

そんなツアーです。

至れり尽くせりのツアーですが、相手は日本最高峰の富士山ですから、事前に相応の準備が必要です。


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富士登山ツアーに参加する初心者の服装

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靴は底が厚いトレッキングシューズ

登山服装・装備でもっとも重要なのは、靴です。

何しろ、4時間とか7時間とか、普段では経験しないような長い時間を歩きます。
しかも、平坦な舗装道路を歩くわけではなく、かなりの角度がついた上り下りを歩き続けるのですから、靴の重要性は分かるでしょう。

また、富士登山は山歩きのハイキングと違って、岩場がたくさんあります。
ゴツゴツした岩場を登るときには、底が厚くて岩のゴツゴツを足の裏に伝えない靴が必要です。

普通にトレッキングシューズと言われるのものなら大丈夫です。

今後本格的に登山をするなら、高価な登山靴を選ぶのも良いでしょうが、1回だけの富士登山に備えるならば、この2000円のシューズでも十分です。

ただし、靴ずれを防ぐために、新品を当日初めて履くようなことにならないように、予め履き慣らしておいてください。

アマゾンの方はこちらから
サウスフィールドはアルペングループのブランドで、安い割に品質はしっかりしています。
このシューズで実際に富士登山に臨んだ人もいますので、大丈夫です。

スニーカーは避けてください。
特にランニングシューズは、底が薄いので、岩場で足が痛くなります。

下りは砂場を駆け下りるような格好になるので、足首が閉まって砂が入りにくい構造の靴が必要です。
そのためには、くるぶしまでしっかりカバーする深さがある靴を選びましょう。

靴下は厚めのものを

靴ずれを防ぐために厚めの靴下が良いですね。

私達のツアーグループに、雪駄履きの人がいました。
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彼は他の山もこのスタイルで登ったという強者なので、絶対に真似をしないように。

半ズボンはダメ、伸びないジーンズも避けましょう

靴の次に大切な増備はズボンです。

半ズボンや短パンは禁止ですよ

標高3000メートルを超えても、夏は結構暑いので短パンで登りたい気持ちも分かりますが、足場が不安定だし滑りやすいところもあるので、膝を出すスタイルは避けましょう。
よろけてころんだ時に、パタパタと叩いて済めば良いのですが、膝を出して転ぶと、ほぼ確実に擦りむいて血が出ます。

Gパンも避けましょう。

単純に歩くだけではなく、岩場を登るときにはかなり膝の屈伸をします。
この時に、Gパンは生地が伸びないので、足が突っ張ってバランスを崩します。

最近見かけるようになったストレッチジーンズなら良いかもしれません。

では、どんなズボンを履くか。

寒さはさほど気にする必要がありません。
足回りにゆとりがあるイージーパンツとかワーキングパンツなどと呼ぼれる普通のズボンで構いません。

シャツ

歩くと結構汗をかくので、半袖シャツで良いでしょう。

ただし、頂上付近で夜間早朝は冷えるので、長袖の羽織るものは必ず用意してください。

帽子はつば付きを

日除けのために帽子はあったほうが良いです。

野球帽スタイルでも良いし、ハットスタイルでも構いませんが、ツバがある方が良いですね。

強風で飛ばされることがあるので、あご紐や落下防止のクリップなども有効です。

手袋は軍手でも良い

寒さ防止ではなく、怪我防止のために、手袋はあったほうが良いですね。

岩場では手を付いたほうが楽な場所がたくさんあります。
軍手でも構わないので、1双は用意しておきましょう。

サングラスは好みで

山は紫外線が強いので、サングラスがあったほうが良いでしょう。
でも日本人は瞳が黒いので、それほど気にしなくても良いのですが。


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富士登山初心者の装備

装備というほど大げさなものではなく、持ち物といったほうが良いでしょう。

雨具は必需品

レインウェアと言いますが、いわゆる合羽ですね。
山の天気は変わりやすいので必ず持って行く必要があります。

必ず上下が別々になっている、レインスーツを選びましょう。

それでも、雨の中を4時間も歩いていると、下着までビショビショになります。

傘はダメです。
強風でおチョコになるの仕方ないとしても、風に煽られてバランスを崩すと転んだり滑落したり大変なことになります。

また、飛ばしてしまうとほか人に迷惑になるので、使ってはいけません。

ポンチョや被るだけの簡易合羽は、全く役に立ちません。
こんなもので役に立つような雨風なら、何も着なくても大丈夫です。

ザックは小型でよい

ザックあるいはパックパックとも言いますが、着替えや食料を持ち運ぶためのリュックです。

1泊と言っても、数時間の仮眠だけですから、大した荷物にはなりません。
ザックの大きさは、内容量(リットル)で表しますが、30L程度の軽量タイプで良いでしょう。

山岳用のザックでなくても、普通のリュックで十分です。
ただし、ほつれや破れがないことをきちんと確認してくださいね。

杖(トレッキングポール)は賛否が分かれる

トレッキングポールが流行りなので、多くの人が持っていますが、賛否両論あります。

岩場で邪魔になるから不要だという人。

バランスを取るのに役立つから有効だという人。

決定的な違いはありませんから、自分のイメージで決めてよいでしょう。

持つとしたら、

  • 1本持ちか 2本持ちか
  • I型か T型か

の選択があります。

迷って分からなかったら、伸縮式のT型を1本持って行って、使わなければ短縮してしまえば良いでしょう。

5合目の売店で売っている『金剛杖』は邪魔になってあまり役に立たないという声が多いようですが、商品として売っているということは一定の需要はあるのでしょうね。
わたしはおすすめしませんが。

小銭(百円玉)は必需品

富士山の山小屋では、トイレが有料です。

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チップ式にコインを投入する箱なので、お釣りをもらうことが出来ません。

だから、100円コインをたくさん用意しておきましょう。

また、水や食べ物などもある程度買うことが出来ますが、標高が上がるほど値も上がります。

山小屋は商店がメインではないので、お釣りがいらないように小銭を用意しておけば何かと便利です。

LEDライトは明るいものを

深夜出発して夜明けのご来光を迎える計画が一般的ですから、ライトは必需品です。
頭に取り付けるハンズフリータイプがおすすめですが、手に持つタイプでも大丈夫です。

今時なら、電池の持ちが良いLEDタイプにすべきでしょう。

LEDのライトの明るさをルーメンで表します。

200ルーメンあれば相当明るいですが、値段も高いです。
30ルーメンでは、やや心もとないでしょう。

値段を考えて100ルーメンは欲しいところですね。
また、ルーメンの表示がないような安物は、しばしば故障を起こすので避けたほうが賢明です。

このオーム電機のライトが100ルーメンです。
深夜の山を歩くなら最低でもこのくらいの明るさは必要です。

デジカメ(スマホ)

富士山でもスマホは使えます。
最近のスマホは写真画質が良くなっているので、わざわざデジカメを持参しなくても良いかも。

本格的な山岳写真を撮りたいのなら、デジイチをどうぞ。

着替え一式は袋に二重に包んで密封する

雨に当たったり、大汗をかいたりして着替えが必要になることは、ごく普通にあります。

下着や靴下を含めて、着替え一式を必ず持参しましょう。

その際、完全防水の包装をしなければなりません。
完全防水とは大げさですが、5時間も連続して雨に濡れると、ザックの中はびしょ濡れになります。
着替えがびしょ濡れになると、着替えることが出来ず、寒さにやられます。

だから、着替えの衣料品は、レジ袋に入れて密封して更にレジ袋に入れて密封する。
最低でも二重の防水包装をして、雨に濡れるのを避けましょう。

これは脅しでも何でもなく、わたし自身が、2015年の台風18号(東北と北関東に大水害を及ぼした)の日に登山して、台風に追い返されて途中下山した時の体験です。

用意しておいた着替えが全部びしょ濡れで、乾いた服がなく、濡れネズミの状態で寒さに震えていました。

下着だけではなく、換え上着や、防寒ジャケットなどもきちんと防水包装をしてザックに入れましょう。
決して大げさなことではなく、レジ袋に入れて密封すれば良いだけのことです。

準備万端で

これだけ準備をすれば、初めての富士登山でも問題ありません。

ツアーによっては、やまどうぐレンタル屋さんに立ち寄り、平服で出掛けてその場で完全に着替えるやり方が出来る場合もあります。

身軽にいけるので、良い方法かもしれません。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


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