節分の豆まきを犬が食べると大変なことに!その対策は。

節分といえば豆まきですが、室内犬を飼っているお宅では、犬の対策をしないで豆まきをすると大変なことになりますよ。


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犬は、飼い主が撒いたものなら何でも関心を持って跳びつきます。

ましてや、それが食べられる物だったら、ほぼ確実に口の中に入れてしまうことでしょう。

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犬が豆を食べていはいけない理由

小石を飲み込んだのと同じ

犬の歯は「犬歯」と言うくらいですから、草食動物のように臼歯ですりつぶす機能はありません。

運良く歯や舌に絡んだ豆はポリポリと砕くでしょうが、大半の豆は必然的に丸呑みすることになります。

そうすると2つの悪いことが起きます。

喉に詰まる

一気に口に入れると、喉につまらせます。

彼ら犬族にとって、自然界で豆類を口にすることはありません。

要するに食べ慣れていないので、いつものドライフードのつもりで一気に口にします。

その結果、喉が苦しくなってはきだそうとするのですが、詰まっているのでなかなか出てこないので、辛いです。

粒のままうんちに出てくる

節分の豆は、これがまた消化が悪いんですね。

犬が食べたら、丸粒は丸粒のまま、噛み砕いた破片はその破片のままうんちに出てきます。

下手をすると、大粒のものは肛門を傷つけることもあるようです。

こんなものが、犬にとって体に良いはずがありません。

医学的に見ても良くない

獣医の野亦久弥先生は、自身の犬猫病院のサイトでこんなふうに書いておられます。

犬猫にとってはこれ(豆)が鼓腸(ガスによってお腹が張る)の原因になるのはご存じでしょうか?
お腹が張ってしまう原因には、

  1. 空気の燕下(のみこみ)
  2. 血液から腸管へのガス拡散
  3. 食べたものの細菌発酵

などが挙げられますが、

大豆は消化の際に吸収されにくいオリゴ糖類を
多量に含んでいるため腸内ガス が発生しやすいのです。

こうして見ると、どの要素を見ても、犬に豆を食べさせるべきではありませんね。

豆まきを犬が食べる対策は

飼い主が撒いたものに跳びついて食べるのは、いわば犬の本能ですから、止めることは出来ません。

警察犬や盲導犬のように厳しくしつけられた使役犬であれば、

「待て!」

の命令で、控えさせることも出来るでしょうが、室内犬でましてや愛玩犬でそんな厳しいしつけをされている犬は皆無です。

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対策は、物理的に犬と豆を引き離すしかありません。

ケージに入れる

かわいそうですが、豆まきの間は、ケージに入ってもらいましょう。

もちろん、ケージの中に豆まきが入らないように気をつけてくださいね。

豆まきが終わったら、散らばった豆を綺麗に片付けてから、犬を出してあげましょう。
できれば、掃除機をかけて隅々まで掃除をしたほうが良いですね。

でも、2、3粒落ちているのを拾うくらいなら、あまり害はないでしょう。

抱っこする

これが現実的には一番よいかと思います。

豆まきをする間は、誰かがワンちゃんを抱っこしてしまいましょう。

豆と犬を引き離す点では、ケージに入れるのと同じですが、犬にとっては全く違います。

ケージの中は、自分のお城ではありますが、みんなが豆まきでみんなが楽しく騒いでいるときに、一人ぼっちでは不満がたまります。

そんな時でも、大好きな飼い主さんに抱っこしてもらえば、半分参加しているようなものですから、結構、満足度が高いものです。


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ダメな対策とは

はっきりしているのは、煎り大豆を食べさせてはいけないのに、奴らは食べてしまうということです。

ワンちゃんが食べられないようにと

殻付き落花生をまく

これほど意味のないことを、対策として書くことを申し訳なく思います。

全く役に立ちません。

殻付き落花生だから、犬が食わないとでも思ったのでしょうかねぇ。

犬は、バリバリ食べます。

彼(彼女)らは、オール犬歯ですよ。

まったくなんの対策にもなりません。

袋入り豆菓子をまく

最近は、バス旅行のおつまみ用などに、小袋に豆菓子が数粒入ったお菓子があります。
節分を意識したこんな製品もあります。

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これを、袋ごと撒いたら、ワンちゃんが食べないのではないかと思ったあなた。

考え方が甘い!

と言わざるを得ません。
ワンコは、食べます。

しつけの良い上品な家柄の犬は、食べないかもしれませんが、我が家のビーグルは食べました。

だから、袋物は対策にはなりません。

袋片まで食べてしまう可能性があるので、最悪です。

隣の部屋にまく

ドアを少しだけ開けて、隣の部屋に子どもたちやら鬼役の人を控えさえて、こちらから戸の隙間から、豆を投げ込むように豆まきをします。

犬は、ドアの隙間まで行けますが、その先は入れません。

豆まきの雰囲気を満喫した子どもたちが戻ってきたら、戸を締めてしまいましょう。

片付けは、明日でも構いません。

豆まきを止める

究極の選択肢ですが、愛犬のために豆まきを止めるのも、選択肢の一つです。

これが一番良いのかもしれません。

テーブルの上に、各人のお皿を置いて、歳の数だけ豆を並べます。
それを、みんなで食べながら、家内安全を祈りましょう。

まとめてみると

殻付き落花生や袋入り豆菓子のように、目先を変えても、犬族の嗅覚と犬歯には敵いません。

となれば、物理的に引き離すしかありません。

わたしの一番のおすすめは、「抱っこ作戦」です。

だけど、ゴールデンとかラブのような大型犬では、抱っこというわけにはいきませんね。
そんな時は、ワンちゃんの傍に座って、一緒に豆まきを眺めている第三者になってしまいましょう。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


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