Vストロームのオーナーレビュー(デイリーユース編)

高速走行ワインディングロードで、いい走りを見せたV-Strom650ですが、通勤通学や買い物、食事などのデイリーユース、つまり日常のバイクとしては使いにくいのです。
使いにくい理由を挙げてみましょう。


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車高が高い。

乗り降りが不便なので、郵便配達や新聞配達のように頻繁に停車する用途には不向きなのです。

こんなバイクで新聞配達をするヤツはいませんが、バイク宅配便なら可能性があるかもしれませんね。

それにしても、もっと車高が低いネイキッドの方がマシだと思いますよ。
私は短足気味ではありますが、身長175センチで、60歳代の日本人としては高い方です。

しかし、V-Strom650に跨ると爪先立ちのバレリーナ状態なのです。
踵なんかは絶対に着きません。

車高が高いと何が悪いか?

停止状態の不安定さが一番問題ですね。

とにかく停車状態を維持することが苦痛なんです。

ましてや、傾斜地で止まって足が届かないときの恐怖はぞっとしますよ。

それでも125ccクラスなら片足で踏ん張ることが出来ますが、ミドルクラスと言っても217kgのこいつでは無理です。

わずかでも傾斜地だと感じたら、間違いなく高台の方に重心をかけて足を着くように着地しないと大変なことになります。

乗り降りに気合を入れなければならない。

スクーターのように前が空いているわけではないので、犬の小便のように片足を上げて後ろから足を回すのですが、運動不足で関節が固い身には、結構つらいものがあります。

降りる時だって同じです。

一生懸命足を上げたつもりが、クラブバーに蹴りを入れただけの結果に終わったときのみっともなさったらありゃしない。

私より身長が10センチ低い人は、おそらく地面から足を上げては跨げないので、一旦ステップに上がってから跨って、体勢を整えてから両足を下ろすような乗り方になるでしょう。

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すり抜けの不安定

街乗りとなれば、信号待ちのすり抜けは必須項目となります。
(ほめられた話ではありませんが、街なかの実用性を論じると必須事項かと・・・)

すり抜け幅に余裕があるときには何の問題もありませんが、極端に狭くてミラーが当たりそうなときには、125ccクラスなら、片足で支えながら車体を傾けて相手を避けて通ることも出来ますが、こいつではそうは行きません。

足付き性が悪いのと、車重が重いので斜め通過はあきらめています。


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荷物スペースがない

しっかりとしたキャリアが着いているので、ゴム紐で結わえ付ければ多少の荷物は運べるし、タンデムシートまで荷台代わりにしてしまえば、結構な量が積載できるのですが、ヘルメットを入れるような空間がありません。

スクーターはシート下にヘルメットや文房具を入れる程度のスペースがあるし、ライバル車のNC700Xでは擬似ガソリンタンクが物入れになっています。

街乗りで一番不便なのは、ヘルメットと急な雨に備えた合羽が入らないことですね。

この点では、50ccの原付スクーターに負けます。(;_;)

スピードが出すぎる

私の通常のギアチェンジペース走ると、街中では3速以上に上がりません。

意識してシフトアップをすれば、多少ノッキング気味で5速までは上げられるかなと言う程度です。

6速にしたらノッキングがひどくエンストの危険があります。

ま、3速か4速でのったらのったらと走っていればいいのですが、こいつには似合わないですよ。

図体がでかい

650ccの排気量に対して図体がでかいのが困ります。

走行中は安定度に大いに寄与する大きな車体ですが、図書館やスーパーなど街なかの駐輪スペースに入り込むときには、とても邪魔になるのです。

原付スクーターなら楽に入り込めるくらいの空間に、なかなか割り込めないし、割り込んでからサイドスタンドに傾けるときにまた左側のバイクに当たります。

直立姿勢からサイドスタンドへの傾きが、あの狭いスペースではやたら大きく感じてしまうんですよ。

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結論として2台持ちになった

V-Strom650は旅バイクとして、長距離を走るのには素晴らしいバイクですが、街なかのチョイ乗りにはまったく適していません。

結局私は、125ccスクーターである「アドレスV125S」との2台持ちにして、日常的にはスクーターを、お出かけの際はV-Storom650をと、目的に応じて使い分けることにしています。

アドレスV125Sは、ハンドル下に書類などの小物入れと、シートの下にヘルメットが入る収納スペースがあるし、大きな荷物は前足の間に挟んで床置きができるし、フックが着いているので安心です。

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物品の収納能力は抜群ですね。

しかも、50cc原付と違って二段階右折の呪縛にとらわれないし、いざとなれば二人乗りも出来ます。

なんと言っても原付並みに小さな車体で軽いので、取り回しが楽です。
チョイ乗りではこいつに敵わない。
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だけどアドレスV125でツーリングに出かけようとは思わないですね。

一度片道3時間ほどのツーリングに出かけたことがありますが、ケツが痛くなって困ったっけ。


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