オフロードバイクで長距離ツーリングはつらい【バイクのカテゴリ】

オフロードバイク【バイクのカテゴリ】

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(写真は、以前私が所有していたKLX125)

オフロードとは、道路から外れることです。
オフロードレースというと、サハラ砂漠を疾走するパリダカのような長距離もあれば、起伏のある山野のサーキットを駆け上るモトクロスや、オンロードが一部含まれるようなエンデューロなどいろいろあります。

イメージし易い分野としては、モトクロスレーサーが最もわかりやすいでしょう。


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デュアルパーパスモデル

レースに使う車は、軽くするためにヘッドライトやウィンカーなどの保安部品を徹底的に外してしまいますが、公道を走る市販車は当然これらの保安部品を装着しないとナンバー登録が出来ません。

オフロードとオンロードを走るために、デュアルパーパスなんて呼ばれている車種があります。

サハラ砂漠を疾走するようなイメージで、かつてビッグ・オフローダーと呼ばれてい車輌は、今では「ツアラー」もしくは「アドベンチャー・ツアラー」という新しいジャンルに分けるのが普通です。

ここでは、モトクロスをイメージしたデュアル・パーパスについて述べることにします。

オフロードに大型車は向かない

オフロードを走るために次のような制約があり、大型バイクは選択肢に入りにくいのです。

・片足ターンに耐える軽い車重

悪路でのターンではタイヤがすべるので、片足で車輌を支えながら急ターンするような荒業もありますので、重い車では操作が思うようにならないので、使えません。

・ジャンプに対応するサスペンション

凹凸の激しい悪路では、衝撃を吸収するためにショックアブソーバーの働きが重要です。

スピードを出せば、当然ジャンプすることもあります。

そのときの着地の衝撃を吸収するために、ショックアブソーバーのストロークが必然的に長い必要があります。

短いと底を突いて衝撃吸収の役に立たないからです。

ストロークが長いので、車高が必然的に高くなるし、車重を軽くしないと衝撃が大きくなってしまいます。

・低速の加速が欲しい

高速回転でコーナーを突っ走るような走りではなく、静止に近いような低速からの加速が求められるので、高速回転型のエンジンは向いていません。

エンジンの回転数を維持しながらのクラッチワークの余裕がないからです。

当然、多気筒マルチエンジンは使われず、低速トルクの太い2気筒か単気筒の低回転型のエンジンになります。

エンジン重量の点からも、多気筒のマルチエンジンは選ばれませんね。

エンジン構造が複雑になる分、大型で重くなるからです。

・最高速度が低い

エンジン回転を維持したままサーキットを走るわけではないので、時速200キロを越すようなことにはなりません。

だから、リーッター・オーバーのような大型エンジンはチョイスから外れます。

素人が山道で遊ぶなら125ccで十分です。

高速を走って田舎道まで行きたいとしても250ccまででしょう。

・シート幅が狭い

オンロードの高速コーナリングは、身体を内側に傾けるリーン・インが多く、極端な場合はハングオンになりますが、オフロードでは、タイヤを滑らせないようにリーンアウトで回ることが多いです。

片足を付着いたり、立ち乗りになったり、頻繁に姿勢を変えて体重移動をするので、どっしりと座るようなシートは付けられません。

結果的に、どうしても細身で固いシートにならざるを得ないのです。

以上のような理由で、このジャンルでは、250cc以下の設定がほとんどです。
250cc(カワサキKLX250)でも、シート高が890mmと高いので、身長がないと選べないバイクです。

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通勤通学の実用バイク

実は、通勤・通学バイクとしては、このジャンルがお勧めなのです。

車道から歩道への乗り上げくらいは軽くこなすし、できる人なら公園の階段も上ってしまうでしょう。
行きたいところへ行くことができるもっとも便利なツールかもしれません。

125cc以上あれば、街中で4輪車に煽られるようなことも少なく、ある程度の速度に対応できるし、車体が軽いのですり抜けもOKです。

ただ、ハンドル幅が広いのでその点は注意が必要だが。

しかし、長距離になるとまるでダメです。

2時間走ったら確実に尻が痛くなってきます。
荷物の積載量が小さいので、そもそも長距離ツーリングには向かないんですね。


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本格的に走れるオフロード公道はない。

オフロードを走るといっても、実は日本では走れるところがあまりないのが現状です。

山の中は本来は進入禁止のところが多く、沢に分け入るなども違反だと思います。

逆に公道なら例え未舗装の農道でもスーパーカブでも走れてしまう程度には整備されているので、泥除けを20センチ以上も離して悪路走行を主張しているバイクに適した場所はありません。

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結局、趣味性の強いジャンルですが、その実力を示す場所がなく、レース場を確保してなければ、このジャンルのバイクは、ご近所の買い物か通勤・通学バイクにしかならなりません。
でも、下駄代わりのご近所バイクなら、後で示すミニ・スクーターの方が圧倒的に優れていいます。
そんなわけで、私はオフロードを手放して、125ccのスクーターに乗り換えました。


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