原付バイクの免許はもれなくついてくる【バイクのカテゴリ】

原付バイク【バイクのカテゴリ】

正式には「原動機付き自転車」と言います。

排気量が50cc未満の第一種原付と125cc未満の第二種原付に別れますが、ここでは、第一種原付について書きます。
第二種原付については、別の記事で解説します。


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原動機付自転車の原型とも言えるのが1947年(昭和22年)のこの写真です。

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(ホンダのサイトから転載 http://www.honda.co.jp/history/)

自転車に原動機(エンジン)をつけた形状をしており、「原動機付き自転車」の名前が図柄からも明らかですね。

原付といえばミニスクーターのイメージ

時代が過ぎて、スーパーカブが一世を風靡(ふうび)したあと、原付の代名詞になったのがミニスクーターです。

サドルを跨がなくても良いので、スカートでも気軽の乗れることがウケて、女性を中心に爆発的に広がりました。

どんどん改良が進んでシートの下が大きな物入れになり、大きな荷物は足の間には挟むことによって、買い物の足としても活躍しました。

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原付バイクの特徴

おまけで原付免許が付いてきた

ラッタッタとかヤマハパッソル、ホンダタクトなど、1980年頃に原付スクーターが大ヒットしました。

女性に向けた巧みなマーケティングが奏効した結果ですが、原付スクーターが大ヒットした背景には、免許制度の秘密があります。

この当時に、日本のモータリゼーションが急速に発達して女性の運転免許取得者が増えたのです。

ここで言う運転免許とは普通免許のことですが、普通免許を取得するともれなく原付免許が付いてくるのです。

もともと、バイクに乗ろうと言う気はなかった女性たちですが、普通免許を取ったらバイクにも乗れる事に気がついたのです。
(普通免許がなくても、原付免許は学科試験だけなので、少し勉強すれば普通の人は合格します。)

ここで、女性ユーザーを取り込むために、ヤマハとホンダがHY戦争などと言われるシェア争いをして激安バイクを作り、双方疲弊して戦いは終わりました。

ホンダとヤマハ以外にスズキも巻き込まれ、スクーターを作っていなかったカワサキも売上を落として、勝者なき戦いと言われました。

保険が安い

乗用車を持っている人限定になりますが、自動車保険のファミリーバイク特約(原付バイク特約)でカバーされます。

原付バイクを家族で数台所有している場合には、特に有効です。

最高速度は時速30km

免許制度の手軽さもあって人気の商品になった50cc原付バイクですが、バイク好きの立場では我慢できないような欠点が幾つかあります。

最大の問題は、最高速度が時速30kmに制限されていることです。

実際には30kmよりも速く走れますが、時速60kmでリミッターが作動するので実質的には時速60kmが上限になっています。

裏道や生活道路であれば実用上問題ありませんが、幹線道路を走ろうとすると極めて危険なのです。

大型車と並走するような場合に、明らかに車速が違う原付バイクがノロノロ走っていると、流れを乱すことになり危険です。

だから、幹線道路を走ってはいけないんだ、というくらいの気持ちで乗らなければなりません。
法律的な正当性などではなく、自らの命を守るための手段として考えておくべきことです。

面倒な2段階右折

幹線道路を走らないことにしてしまえば関係ないことになりますが、2段階右折は面倒ですね。

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大きな交差点には上のような標識があり、2段階右折をしないと捕まってしまいます。

でも、下の標識があれば、2段階右折をしてはイケないのです。

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紛らわしいですよね。

二人乗りが出来ない

これも規則だから仕方がないんだけど、ちょっとそこまでと言う時に二人乗りが出来ないのが不便です。

こんな小さなバイクで、タンデムツーリングなどはもちろん無理なのだけれど、ちょっと近くまで送って行きたいようなときってあるじゃないですか。

でも、原付なら仕方ありませんね。


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原付バイクの変わりモノ

現在ではすっかりスクーターがメインになっていますが、過去には面白い車種がいろいろ販売されていました。

車に積んで遊ぶバイク

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ホンダモンキー(1967)

ハンドル折りたたみ機能がついて、車に積んで遊びに行こうというバイクです。

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ホンダモトコンポ(1981)

モンキーよりもさらに積載性を改良したバイクです。
ホンダ・シティ搭載用トランクバイクとして四輪車のシティと同時に発売されました。

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原付のアメリカンバイク

もはやジョークでしかないのですが、過去には原付のアメリカンバイクがありました。

ホンダJAZZ(1986)

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チョッパースタイルのアメリンバイクをイメージして作られています。

雰囲気は、アメリカンそのものですね。

ホンダマグナ(1995)

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JAZZよりも質感を高めたアメリカンバイクです。

250ccマグナのスケールダウンとして発売されました。

原付オフロードバイク

ホンダMTX50(1983)

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水冷2サイクルエンジンなので、そこら辺の悪路で遊ぶにはとっても良いおもちゃでした。

今はもう無いけど。

スーパーカブ

スパーカブはその存在位意義が大きいので、別のジャンルとして独立した記事にします。

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