小学3年生の夏休み自由研究テーマ2題

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夏休みの自由研究って自由だから悩む

夏休みの自由研究は何を題材にするかで悩んでしまいますね。
自由研究というくらいだから、自由なんですが、なんでも良いといわけにもいきません。

小学生ですと、一人でできるものを選ぶこともなかなか大変です。

小学校では3年生くらいから自由研究の課題が出されます。

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できるだけ簡単でまた日数のかからないことがよいでしょう。

最近では節電のムードが高まっています。

小学生でもできることを紹介します。

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自由研究1「どの色が熱を集めるのか」

夏休みの自由研究

どの色が熱を集めるのか。

3年1組 いろはに太郎

1日で済む簡単な観察テーマを紹介します。

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用意するもの

  • 1.5Lのペットボトル 3本
    2Lでも構いませんが同じ大きさで揃えましょう
  • 温度計
    文房具屋さんにいくと300円ほどで売っています。
    さがせば、ダイソーにもあるかもしれません。
  • アルミ箔
    お母さんキッチンで使っているアルミ箔を少し分けてもらいます。
  • 黒いペンキのスプレー
    これは案外難しいので大人に手伝ってもらいましょう。
    子どもだけでやると、手足や洋服が真っ黒になります。

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観察の準備

  • 3本のペットボトルのラベルを剥がします。
  • 1本を黒く塗ります。
    太陽の光が入らないように全体が真っ黒くなるように塗りましょう。
  • 1本にはアルミ箔を巻きつけて、光が入らないようにします。
    アルミ箔の端をセロテープで止めるとうまく出来ます。
  • 残りの1本は透明のままです。
  • 実験をするためのペットボトルの置き場を予め探して決めておきます。
    一日中太陽が当たり、じゃまにならないところを選びましょう。

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観察開始

  • よく晴れた日を選んで観察を行います。
  • 午前7時
    気温(日かげの温度)を測定して記録します。
    水道水の温度を記録します。
    3本のペットボトルに水道水を7分目まで入れます。
    水を入れた3本のペットボトルを太陽の光が当たるところに並べておきます。
  • 昼12時
    日かげの気温を測定して記録します。
    3本のペットボトルの水温を順番に測定して記録します。
  • 夕方5時
    日かげの気温を測定して記録します。
    3本のペットボトルの水温を順番に測定して記録します。

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まとめ方

模造紙一枚とか画用紙に書くとか、学校指定の様式にまとめます。

最初は鉛筆で薄く下書きをして、レイアウトを決めてから書きます

タイトルや見出しの文字は、目立つように大きい字にして、色分けやアンダーラインで区別しましょう。

大事なことですから次の項目は必ず入れましょう。

タイトル

名前

研究の理由
どうしてこの研究をしようとしたのか。
例えば、太陽熱を利用して温水器を作りたい。
その時に、表面何色が良いかを白女用と思った。

観察の方法
どんな道具でどのように測定したのか。
日付も忘れてはいけません。

観察の結果
結果を「表」と「グラフ」で表現します。
分かりやすい図や写真をうまく使いましょう。

感想や気付いたこと
観察の前に予想していたことと同じでしたか。
予想と違ったことがありましたか。
なぜ違ったのか分かればその理由を書きましょう。
こうすればもっと良かったと思うことはありませんでしたか。

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自由研究2「水は太陽でどのくらい温まるのか」

夏休みの自由研究

水は太陽でどのくらい温まるのか。

3年1組 いろはに太郎

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用意するもの

  • 1.5Lのペットボトル 6本
    厚みがあり丈夫な炭酸飲料のものを選ぶとよい
    2Lでも構いませんが同じ大きさで揃えましょう
  • 温度計
    文房具屋さんにいくと300円ほどで売っています。
    さがせば、ダイソーにもあるかもしれません。
  • 黒いペンキのスプレー
    これは案外難しいので大人に手伝ってもらいましょう。
    子どもだけでやると、手足や洋服が真っ黒になります。

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研究の準備

  • 6本のペットボトルのラベルを剥がします。
  • 3本を黒く塗ります。
    太陽の熱を吸収させるために全体が真っ黒くなるように塗りましょう。
    残りの3本は透明のままです。
  • 実験をするためのペットボトルの置き場を予め探して決めておきます。
  1. 一日中太陽の当たるところに2本。
  2. 外の日陰のところに2本。
  3. 室内の冷暗所に2本。

一日中置きっぱなしにするので、邪魔にならないところを選びましょう。

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観察開始

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1日分の実験

朝、水道水の温度を測ります。
このときは毎日同じ時間に計ること。
またその日の天気、気温なども記録すること。

水道水をペットボトル8分目まで入れます。
満タンだとパンクするので、気をつけてください。

予め決めたところに黒いペットボトルと透明なペットボトルを1本ずつ置きます。

お昼にペットボトルの中身の温度を計ります
そのときその場所の気温も計るとより良いです。

そして夕方にも水温と気温を計ります。

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3日間観察します

これを、次の日を選んで3回測定して、記録を取ります。

  • カンカン照りの晴れた日
  • どんより曇りの日
  • 雨の日

1週間もやることはありません。
小学校3年生ならばその程度で十分です。

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まとめ方

どれだけ熱くなるのか?

日陰でもお天気ならば熱くなるので驚くはずです。

温度変化の記録を取ってあとはその水を触ってどうだったか?

温度はどれだけ上がって下がったか?

天気はどのくらい関係するか?

を書けば完成です。

夕方になると水温も下がるのであとはお風呂や子供のプールに使いましょう。

こんな程度で良いのかと思うかもしれませんが、小学校3年生では記録を取ることが大変なことなのです。

今はデジカメで写真も加えることができますので、十分な自由研究になるはずです。

3日だけでもちゃんとした立派な実験です。

簡単な理科実験ですが、将来の科学者として目覚めるかもしれませんよ。


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