夏休み自由研究!中学生向けで簡単なテーマ2題

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中学生の夏休みは忙しい。

中学生ともなると夏休も部活や塾をが忙しいので、自由研究にあまり時間をかけたくないのです。

一日で簡単にすむ自由研究を考えましょう。

これが意外にはまる「カルメ焼きをつくろう」なのです。

カルメやきは縁日やお祭りなどで売っていたもの。

これは作ってみると「科学」なのです。

自由研究「カルメ焼きを作ろう」

材料

  • ざらめ
  • 砂糖
  • 卵白
  • 食用の重曹

重曹とは「炭酸水素ナトリウム」です。

重曹には食用と掃除用とありますので、必ず食用を選びましょう。
成分も製造工程も変わりありませんが、食用としての検査と申請をしています。

百均にはありませんが、スーパーのお菓子を作る材料の売り場に置いてあります。

作り方

まずは卵の卵白に重曹3g混ぜておきます。

シャーベット状になるまで混ぜておきましょう。

それを「重曹卵」と言います。

次におたまに砂糖40g、水15ccを入れて温めます。

この時カセットコンロなど使用するとよいでしょう。

砂糖がぐつぐつして来たら重曹卵を箸の先ちょっと入れます。

そうすると膨らんできます。

それを砂糖の種類をざらめ・白砂糖・三温糖・グラニュー糖で作ると失敗もまた実験なりで楽しいです。

反応の原理

炭酸水素ナトリウムが熱分解されるようすを、カルメ焼きの製作を通して理解できます。

ただ火を使うことと、温度が高くなるので、気を付けることが必要です。

実験のまとめとして次のような確認演習をつければ、完璧でしょう。

  1. 炭酸水素ナトリウムの化学式を示し、その式量を求めなさい。

  2. 炭酸水素ナトリウムが熱分解する際の反応式を示し、各成分の名称も記載しなさい。

  3. 炭酸水素ナトリウム1.0gがすべて分解したと考え、発生する二酸化炭素の体積を求めなさい。ただし、二酸化炭素は理想気体で、温度130℃での体積で求めなさい。

  4. いったん粘性の高い液体になってからふかふかのお菓子ができあがるメカニズムを図説しなさい。

  5. 炭酸水素ナトリウムの熱分解を利用している食品には、他にどのようなものがあるか、いくつか例示しなさい。

自由研究「種を植えてみよう」

これはものすごく簡単です。

毎日お母さんがいろいろな野菜や果物を買いますね。

その中の種をもらって、土に植えて芽が出たら写真を撮っていきます。

アボカド

意外に芽が出やすいのはアボカドです。

ミニトマト

ミニトマトは結構、芽が出る確率が高いです。

ピーマン、ししとう

ピーマンも芽は出ます。

食べるためでなく「芽がでるか?でないか?」だけなので簡単ですし、放っておけばよいわけです。

りんご

果物もリンゴなどは芽がでてもこれが「リンゴ?」って思うようなものです。

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なんでも芽がでることは楽しいことですし、実際お金もかからず、芽が出なかったら「出ない」という結論でよいのです。

これが以外に種類もあって何とも音信不通のものから勢いよく発芽するものまであります。

同じものでも発芽率が全く違っていたりして面白いです。

種って見ると植えたいですから。

この結果を、大きな表のインデックスにして、写真とひも付けにすれば、面白い研究として関心が集まりますよ。

自由研究は、簡単で関心が高いのが一番です。


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