冷蔵庫の電気代は一人暮らしサイズが大型よりも高い

冷蔵庫は大きくても電気代は高くない

冷蔵庫は大きいほうが電気代が高いと思っていませんか?
ところが、必ずしもそうとは言い切れない実態があるのです。

最近の冷蔵庫は大型化が進みとても魅力的です。この際、新しくしようかと思っても電気代がかかりそうで二の足踏んでいる方も多いことでしょう。

壊れていないならばそのまま使おうと思うことも多いはずです。

冷蔵庫は24時間営業ですから、止まることはありませんからね。


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一人暮らしの冷蔵庫の適正サイズはどのくらい

冷蔵庫の大きさは4人家族と一人暮らしでは全く違います。

家族が4~5人の一般家庭の冷蔵庫の大きさは、近頃では600Lクラスの大型がアタリマエになっていますね。

一方、一人暮らしを想定した冷蔵庫の大きさは、使い方によってだいぶ変わります。

自炊をほとんどしないで、飲み物を冷やす程度であれば100L以下でもなんとかなりますが、多少なりとも自炊をするのであれば、肉や野菜を保存しなければならないので150L以上は欲しいところです。

パナソニックと三菱で、パーソナル用としてはやや余裕の、168Lの製品があるのでこれを比較サンプルに選びました。

比較する冷蔵庫はこれです

一人用冷蔵庫(168Lタイプ)

三菱(MR-P17Z)

20160604m168

パナソニック(NR-B178W)

20160604p168

家庭用大型冷蔵庫(600Lタイプ)

三菱(MR-JX61Z)

20160604m600

パナソニック(NR-F611PV)

20160604p600

年間消費電力量は一人用冷蔵庫が、大型よりも大きい

分かりやすいように、年間消費電力を表にしてみました。

Maker 三菱電機 パナソニック
一人用(168L) 350kwh/年 350kwh/年
家庭用大型(600L) 308kwh/年 340kwh/年

意外なことに、三菱電機もパナソニックも、大型の600Lタイプの冷蔵庫よりも、一人用の小型冷蔵庫の方が年間消費電力量が大きいのです。

大きい方が安いなどと、通常はありえない現象が発生しているのはなぜでしょうか?

冷蔵庫の電気代を10年前と比較すると!! の記事で説明しているように、冷蔵庫の消費電力は10年間でおよそ1/3に減少しています。

つまり、年式が新しいほど消費電力が少なくなるように改善されているのです。

ここから先は、わたしの推測です。

売れ筋の主力製品である大型600Lタイプは、研究開発の総力を上げて最新の技術で新製品を開発しているのに対して、一人用のパーソナルタイプは新製品開発の間隔が長いのだろうと思います。

そのため、大型の技術レベルは最新であるのに対して、パーソナルタイプの技術レベルが少し古いのだろうと推測できます。

技術革新のスピードがあまりにも速いために、このような逆転現象が発生しているのだと確信しています。
ですから、何年後かにパーソナルタイプの新製品が市場に投入されたあかつきには、年間消費電力が改善されて、まともな順番になることでしょう。

金額にするとどのくらいの差

消費電力を金額にしたら、どの程度の差になるのでしょうか。

電気料金の単価は、条件が複雑で単純に平均値などを出しにくいのですが、資源エネルギー庁 電気料金の水準平成27年 によると、平成25年の電灯料金は24.3円/kWhでしたので、これを使います。

一人用冷蔵庫の電気代は、
350kwh/年×24.3円=8,505円/年

大型冷蔵庫(三菱)の電気代は、
308kwh/年×24.3円=7,485円/年

わずか、1,020円の差ですが、大型冷蔵庫のほうが電気代が安いのです。
驚きですよね。

「一人暮らしだから、贅沢をせずに、小さい冷蔵庫で良いんだ」
などと、節約思考で小さな冷蔵庫を選んでしまうと、かえって電気代が高くつくことがあるんです。

仕様書をよく見てから選びましょうね。


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大型が得か小型が得か

年間電気代は大型冷蔵庫の方が安いことが分かりましたが、これから一人暮らしを始めようとする人は、どちらの冷蔵庫を選ぶべきでしょうか。

置く場所はあるか

損得は別にして、一人暮らしの生活環境に、大型冷蔵庫を置くスペースがあるかどうかを考えましょう。

コンパクトになったとはいえ、600Lサイズともなると、1メートル四方くらいのスペースを要求します。
さらに、ドアのオープンスペースを考慮すると、小さなワンルームだったら、とても邪魔になるはずです。

何年間使うつもりか。

消費電力は小さいけれども、初期投資として本体を買わなければなりません。

概算ですが、168Lのパーソナルタイプの購入金額は、およそ5万円です。
これに対して、600Lの大型冷蔵庫の購入金額は、約20万円です。

例えば、大学に入って4年間だけ使うとしましょう。

購入金額を4年で割り返してみると、
パーソナルタイプは、1年間で12,500円
大型は、1年間が5万円になります。

これでは、年間の電気代が1,020円程度安いと言っても、誤差範囲ですね。

結局は小型のほうがお得です

結局は、購入値段のことを考えると、使用用途に合わせた大きさを選ぶのがベストのようです。

実際の冷蔵庫選びには、ベストサイズを

この記事では、600Lと168Lの2機種の比較をしましたが、実際にはその中間や、もっと小さな機種もあります。

自分の生活パターンを考慮して、適切なサイズを選ぶのが賢い選択でしょう。

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