ひらがなの成り立ちは漢字から分かる

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「三省堂 スーパー大辞林」によると、下の表の漢字が、それぞれのひらがなの元字としています。

ひらがなの成り立ちは元になった漢字を崩して、草書体にしたものを簡略化したようです。
現代のひらがなと万葉仮名では、多少違いがありますが、おおむね下の漢字表から推定できます。
ここでは、それを1枚の表に並べてみました。

ほとんどのひらがなが、元の漢字を崩して(草書体)形を整えたようです。

下の表は、フォントを拾って並べたものですが、成り立ちがよく分かります。

  • 1行目が普通のペン字体のひらがな
  • 2行目がペン字体の漢字
  • 3行目が参考のために同じ漢字を草書体

で書いたものです。
「ん」だけは、横に並べています。

こうして、並べてみると、
「こ」「め」「や」などは、ひらがなと草書体の区別がつかないほど、同じ形をしています。

能書きを色々書くよりも、下の図を眺めていただくのが一番の理解になるでしょう。


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