家族の住民票の取り方における注意点!特に記載項目の選び方

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誰が家族の住民票を取りに行くべきか

俗に住民票と呼んでいますが、私たちが役所からもらうのは、正確には「住民票の写し」といいます。

でも、面倒だから、この記事内では「住民票」にします。

さて、家族の住民票を誰が取りに行くべきでしょうか。


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理想的なのは、世帯主です。

申請資格のない人が窓口に取りに行く場合は、依頼者本人自署の委任状が必要になります。

申請資格については、市区町村によって多少運用の違いがあります。
整理すると、次のような3段階に別れます。

  • 本人または世帯主
  • 本人または同一世帯の親族
  • 本人または同一世帯の人

殆どの場合は、同じ世帯の人(一般には家族です)であれば、委任状無しでも大丈夫ですが、世帯主以外の方が取りに行く場合は、お住まいの市区町村のサイト(ホームページ)か電話で確認をすると良いでしょう。

最悪の場合でも、委任状を持参すれば大丈夫です。

何に使うのか目的をはっきりさせる

住民票の取り扱いは、役所の中の「市民課」などという窓口で取り扱っています。

窓口で用紙をもらって申請書に記入するのですが、予め目的を確認しておかないと、迷うことになります。

誰の住民票をもらうのか

住民票には、「世帯全員のもの」と「個人のもの」の2種類があります。

以前は、「住民票謄本」「住民票抄本」というのが正式な呼び方ででしたが、現在では、「謄本」と「抄本」は戸籍だけに使われ、住民票には使用していません。
(でも、慣例的に使っている人はいます)

「世帯全員のもの」か「個人のもの」かは、必要な方にチェックを入れるスタイルが多いです。

「個人のもの」の場合は、誰のものが必要か、所定の欄にその人の氏名を記入します。

実際は個人一人分だけが必要なのに、値段も一緒だしと家族全員の分を取るのは止めましょう。
現在は個人情報がお金で売れる時代です。
不必要な情報をまき散らすと思いもよらないような不利益を被らないとも限りません。

何に使うのか(使用目的)

よくある、運転免許証、公営住宅、公的年金などは、予めチェックボックスが印刷されていることが多いです。

それ以外であれば、その他にチェックして、具体的に書きましょう。

例えば、就職先に提出、自動車名義変更、不動産登記など。

有効期限は大丈夫ですか

住民票の有効期限はありませんが、提出先が使用目的によって、住民票の有効期限を指定するのが普通です。

例えば、「発行後3ヶ月以内」とか短い場合には「1ヶ月以内」とか。

たまたま以前に取った住民票があったからと、3年前の住民票を提出されてもどうかと思いますよね。

住民票には交付日が記録されていますから、すぐに分かります。
提出先が求めている有効期限以内の日に取りに行きましょう。

記載項目をどのように選ぶか

役所の住民票の帳簿には、本人の住所・氏名などの他に、幾つかの項目が記録されていますが、これらは省略して住民票の交付を受けることができます。

住民票の主たる目的は現住所の証明ですから、本籍地や世帯主氏名などは不必要な項目になることが多いのです。

さらに、これらの項目はプライバシーに関することですから、できれば表に出したくないと思うのが普通です。

基本ルールとして、
「氏名・住所・生年月日・性別」の基本情報は必ず記載されます。

使用目的によって、その他の項目を記載するか省略するかを指定します。

  • 「本籍・筆頭者」
  • 「続柄・世帯主」
  • 「国籍・地域」
  • 「在留に関する事項」

突然言われても、分かりませんよね。

そこで、どんなときに、どの項目を省略すべきかの目安を提示しましょう。

元ネタは、住民票の自動交付機を置いている幾つかの市の情報です。
これらを整理すると、概ね次の表のように判断できます。

かなり具体的に使用目的を示して、その目的に必要な記載項目の選定が示されていますので大いに参考になります。
なお、「国籍・地域」と「在留に関する事項」は、外国人の方に関係する項目ですが、提出先の方針によって変わりますから一概に決められませんので、提出先に必要か否かを確認してください。

 使用目的 本籍・筆頭者  続柄・世帯主
 運転免許証
 年金
登記(不動産)
 融資
 相続・相続登記
 保険
税務申告
 扶養手当
 児童手当
 車庫証明
 資格試験

「◎」印が記載する「-」印が省略する

全部表示すれば万能か

面倒だから、全部記載した書類なら文句ないだろうと思ったら大間違いです。

問題になるのが『本籍』なのです。

本籍は、出自に関わる機微情報として、ときとして差別につながることがあります。
そのため、本籍を記載しないように定めている学校や会社があります。

そのような場合には、本籍を省略した住民票の再提出を求められる場合があります。

まとめ

住民票は居住の際の転出、転入には必要です。

運転免許証・車両登録などにも必要になります。

アパートの賃貸契約、年金、パスポート、婚姻など多岐にわたり必要になります。

その後免許証などの代わりに身分証明になったり、結構いろいろなことに住民票は使われています。

住民票はコピーをとれば「複製」の文字が浮かぶようになっていますから、コピーは出来ません。

その上、必要とする側が期限を設定するので、まとめてとっても使えない場合がありますので、取り扱いには十分気を付けましょう。

家族全員分の住民票は家族での引越しなど使用しますが、なかなか全員分とることは珍しいので、確認等して無駄にならないようにしましょう。

役所に行くのは面倒で時間もかかりますが、書類が必要ならば学生でもできます。

確実にしましょう。


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