大涌谷黒たまごの値段

箱根芦ノ湖からもっと上に登ると奥箱根という地域になり『大涌谷』と言う名の観光地があります。
大涌谷といえば、『黒たまご』に尽きますね。

凝り性なので正式には『黒たまご』なのか漢字の『黒玉子』なのか気になりました。
袋の表示から判断すると「黒たまご」が正しいようですね。


スポンサーリンク


値段は5個入りで500円

下の図のような袋に入って、5個入りで、価格は税込み500円で販売されていました(2014/12/03)。

ちなみに、大涌谷では、『黒たまご』を売っている場所が4箇所あります。
駐車場横のお店が3軒(大涌谷くろたまご館・ゆ~らんど・極楽茶屋)と、生産している「黒玉子茶屋」です。

どこで買っても値段は一緒です。

バラ売りはしていません。

r20141203hr20141203b

消費期限は普通のゆで卵と一緒です

黒いからといって、特別に日持ちするものでもなく、消費期限は購入日の翌日になっています。

ゆで卵のようなナマモノには、賞味期限は適用されず、消費期限を使うのですね。

r20141203j

黒たまごとは

大涌谷は、地面から煙が湧き上がる火山性の景色が見えるところですが、地熱の熱さを利用した「黒玉子茶屋」というところで、黒たまごを生産しています。

生卵を1時間ほど80℃の温泉に浸してから、更に地熱の蒸気に15分ほど晒しておきます。

すると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。
これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。

これが『黒たまご』と言うわけです。『黒玉子』の表記もありましたが、正式にはひらがなで『黒たまご』のようです。
上に書いたように、登録商標は『黒たまご』で登録してあります。
r20141203a

見ての通り、表面はまっ黒ですが、手で触っても、手が汚れるようなことはありません。

殻の表面は真っ黒ですが、割ってみると中身は普通のゆで卵です。温泉たまごのように半熟ではなく、ハードボイルドのゆでたまごです。

  • 1個食べると7年寿命が伸びる
  • 2個食べると14年寿命が伸びる
  • 3個食べるとおなかをこわす

と言い伝えられています。

黒玉子茶屋で生産して、専用ロープウェイで売店へ

大涌谷には、お店が3軒(大涌谷くろたまご館・ゆ~らんど・極楽茶屋)あって、どの店でも同じ『黒たまご』を売っています。経営は全て、奥箱根観光株式会社のようです。

山の上の方の「黒玉子茶屋」で生産した黒たまごは、一日に数回、専用のロープウェイで下のお店に運ばれて来ます。

だから、どのお店で買っても、同じもので、同じ値段です。

黒いものにあやかる大涌谷

大涌谷の名前は覚えていなくても『黒たまご』なら知っているという旅行者が多いと知り、奥箱根観光株式会社では、3軒あるお店の中で一番大きな販売店の名前を『大涌谷くろたまご館』に変更しました。

『黒たまご』のご利益で、黒いものを名物にしようと、黒いソフトクリームとか『黒たくあん』なんかも売っていました。

r20141203e


 大涌谷情報

大涌谷は、標高およそ1000メートルで、富士山のビューポイントです。
世界文化遺産、立派ですねぇ。(2014/012/03筆者撮影)

r20141203f

こちらは、大涌谷の様子を表した動画です。

 大涌谷のライブ映像(駐車場1時間毎)

世界発信のブランドに 石村隆生さん(奥箱根観光社長)(インタビュー記事)

大涌谷総合情報 (大涌谷くろたまご館サイト)

 登録商標番号

袋の裏の隅に、登録番号が表示されています。

r20141203d1

これはなんだろうと思って「黒たまご」の商標を調べてみました。


スポンサーリンク


『黒たまご』の登録は5件

『黒たまご』の登録は5件ありましたが、それぞれ、指定商品(用途)が違います。
『ゆで卵』そのものは1件で、他は菓子、玩具、洗剤など別の用途です。

項番 出願/書換/登録番号  権利者
指定商品
商標(検索用)
1. 登録3029532 株式会社長登屋
まんじゅう,その他の菓子
黒たまご
2. 登録5259287 奥箱根観光株式会社
ゆで卵
大涌谷\黒たまご
3. 登録5630040  奥箱根観光株式会社
せっけん類,洗濯用剤,洗顔料
黒たまご
4. 登録5682735 奥箱根観光株式会社
マスコット・人形その他の飾り
黒たまご
5. 登録5714219 奥箱根観光株式会社
娯楽イベントの企画・運営
黒たまご

権利者は、「まんじゅう類」だけが、長登屋で、他の4件は奥箱根観光株式会社でした。

安らか抱きまくら『黒たまご』とか、箱根満喫ツアー『黒たまご』なんていう商品が作れらる可能性があります。

 登録5259287の詳細

袋に表示されていた『登録5259287』の詳細は、次の通りです。

会社の歴史は1951年創立から既に60年を経過しているのに対して、『黒たまご』の商標登録がわずか5年前なので、比較的新しいのですね。

商標(現在の袋のデザインそのものです)

r20141203g

(111) 【登録番号】 第5259287号
(151) 【登録日】 平成21年(2009)8月21日
(210) 【出願番号】 商願2008-98654
(220) 【出願日】 平成20年(2008)12月8日
【先願権発生日】 平成20年(2008)12月8日
【最終処分日】
【最終処分種別】
【出願種別】
【商標(検索用)】 大涌谷\黒たまご
(541) 【標準文字商標】
(561) 【称呼(参考情報)】 オーワクダニクロタマゴ,クロタマゴ,オーワクダニタマゴ
(531) 【ウィーン図形分類】 1.15.25; 6.1.2; 6.1.2.1; 8.7.11; 26.4.2; 26.4.5; 26.4.16; 26.4.18
(732) 【権利者】
【氏名又は名称】 奥箱根観光株式会社
【類似群コード】 32F07
【国際分類版表示】 第9版
(500) 【区分数】 1
(511) (512) 【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
29 神奈川県大涌谷地域産のゆで卵

温泉たまごの商標

奥箱根観光株式会社が『温泉たまご』の商標を獲得した(2014年4月)ことを知ったので、これも調べてみました。

あの、白身がトロトロで黄身が固まっている「温泉たまご」は、一般名詞化されているので、商標登録は無理だと思うのですが。

ついに奥箱根観光株式会社が「温泉たまご」を独占したのか。なぁんてね。

項番 出願/書換/登録番号  国内登録
指定商品
商標(検索用)
1. 登録4962795 有限会社巽繊維工業所
家庭用の温浴器
温泉たまご
2. 登録5128661 有限会社巽繊維工業所
球体のプラスチック製包装用容器
温泉たまご
3. 登録5587874 株式会社TTC
せっけん類
温泉たまご
4. 登録5718322  株式会社 北海クリーンサービス
入浴剤
§の素∞温泉たまご∞入浴剤
5. 商願2014-025030 奥箱根観光株式会社
菓子,パン,中華まんじゅう
温泉たまご

調査の結果、食用のいわゆる「温泉たまご」そのものは登録されておらず、奥箱根観光の商標権は「温泉たまご」という菓子類でした。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


関連コンテンツ


スポンサーリンク