退職届けは手書きで、書き方は例文通りでよいし、本音を言う必要はない。

退職届けは手書きで、書き方は決まった画一的な例文に合わせればよいだけです。
パソコンを使う必要もなく実に簡単です。
しかも、会社を辞めるのに本音を言う必要はありません。
会社を辞めることのハードルを下げましょう。
そんなお話について書いています。


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退職届は手書きの決まりパターンで画一的で良い

退職届は、会社に規定の用紙があればそれを使用します。
会社の規定用紙が無ければ、市販の便箋に手書きで縦書きにしましょう。

様式は下の例文通り、丸写しで構いません。
もちろん、名称や日付は自分の状況に合わせてくださいね。
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実は、退職届には決まった様式はありません。
法律的には、口頭での通達でも良いのですが、後々聞いていないなどとトラブルの元になるので、文書を提出するのがビジネスのマナーと考えましょう。

自分の一生を左右する重要な書類ですから、プリントをせずに手書きにしたいものですが、パソコンプリントでも有効です。

また、縦書きでも横書きでも構いませんが、縦書きのほうが正式っぽいですね。
所詮その程度の話です。

退職届としての必要事項が書かれていれば、手書きでもパソコンでも、縦書きでも横書きでも様式はどうでも良いのです。

当然のことですが、鉛筆や消えるボールペンで書いてはいけません。
通常は黒のボールペンか黒インクのペン(万年筆)で書きます。

必要事項は6項目

書類として提出するなら、次の6項目は必ず記載してください。

  1. 「退職届」の文字
    「退職願」は、会社に対するお伺いなので、「後任が見つかるまで辞めないでくれ」と言われれば、断りきれなくなります。
    退職の意思が固まっているなら、必ず「退職届」にします。
    その代わり、「やっぱり辞めるのやぁめた」というわけにはいきませんよ。
  2. 退職する理由
    形式的に「一身上の理由」にするのが普通です。
    「上司の鈴木課長と意見が合わないため」などと書く必要はありません。
  3. 退職する日付
    西暦ではなく年号で書くのが公式文書のマナーです。
    労働基準法では、2週間以上前に提出することを求めていますが、就業規則の決まりがあればそれに従います。
  4. 提出した日付
    退職届を会社に提出する日付を記入します。
  5. 自分の所属と氏名、捺印
    会社で定められた正式な所属名を記載して判子を押します。
  6. 提出する相手の所属と氏名
    提出する相手は、通常は社長宛にします。
    会社の規定で、カンパニープレジデント宛とか事業部長宛などの決まりがあればそれに従います。

三つ折りにして封筒に入れる

裸の書類のまま提出するのは、カッコ悪いです。

有効だとか無効だとかではありませんが、一生を決める重要な文書ですから、形式を重んじてください。

ま、その程度の話ですが、あなたの人格を見られるので、封筒に入れるくらいのことはやっても損はありませんよ。

封筒の前面は『退職届』とだけ書きます。

封筒の裏面は『あなたの所属と氏名』を書きます。

退職届を下から三つ折りにして封筒に挿入してから封をします。

これで完成です。

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会社を辞めることは「前向きな選択肢」のひとつです

夢や希望を持って入社した会社でも、全てが思うように行くとは限りません。

絶望的な状況に陥ってまでも、その会社にしがみつく理由はありません。

ましてや、過労やら業績やら責任やらで追い込まれて、自殺すら頭をよぎるようになったら、とっとと退職を考えたほうが良いです。

長い人生において、この会社でしか自分は生きられないなんてことは絶対にありません。

自分の人生は自分で切り開いていく。

そういう決意のもとに、逃げの選択ではなく、前向きな選択肢として会社を辞めることも、ときとして必要な決断です。

まずは上司に相談しましょう

『退職届』をいきなり突きつけるのではなく、通常は直属の上司に相談します。

上司が本当に信頼できる人であれば、本音で相談しましょう。

だけど、上司が必ずしも信頼できる人とは限りません。
下手をすると、辞める原因はその上司のせいであるケースも結構多いものです。

そんな上司に、本音で相談しても腹が立つだけなので、上辺の形式だけの相談の形を取り、やむを得ず退職しますとの意思を伝えます。

退職の理由は本音を言う必要はありません

退職届に書く退職理由は、「一身上の都合」で良いのですが、上司や人事部のヒアリングではもっと突っ込んだことを聞かれます。

実際に会社を辞める理由としては

  • 上司を含む人間関係のトラブル
  • 給料や労働条件に対する不満
  • 業務内容への不満
  • 評価の不公平感
  • 会社の将来性の希望が持てない

など、おおっぴらに言いづらい内容であることが多いものです。

しかし、会社を辞めるときに正直に本音を言う必要はありません。

こんな時こそ「嘘も方便」の格言を思い出してください。

どうせ、辞めた会社の人と会うことなど殆どないのですから、適当な前向きな理由を作って、平和裏にことを済ませましょう。

正論をぶって会社とケンカ別れのような辞め方をしても、気分が悪いだけでなにも得はありません。
ここはひとつ、大人の対応をして穏便に済ませるのが賢い身の振り方です。

ウケが良い退職理由としては次のような事項があります。

  • 親(あるいは親戚)から事業を手伝ってくれと頼まれた。
  • 自己啓発のために、学校に入って資格を取得したい。
  • 将来独立して事業を起こしたいので、ある師匠に弟子入りする。
  • 親の介護をするために、国許に戻らなければならない。
  • 結婚をして引っ越しをしなければならない。

など、前向きな理由か、自分ではどうしようもない理由であれば、会社側でも無理に引き止めることはないでしょう。

引き止められたとしても、2週間が過ぎれば退職が成立すると労働基準法で定めらられています。
ただし、期限が定められている労働契約の場合は別のルールがあります。
また、良識の範囲であれば、就業規則で合意している内容が優先される場合もありますので、会社の就業規則はきちんと理解しておきましょう。


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『退職願』か『退職届』か

「退職願」は、お願いするだけですから「ダメ」と言われたらそれまでです。
いわゆる「進退伺」と同じで、「辞めるも辞めないも会社で決めてください」と伺いを立てているだけですから、あなたの意思は強くは示されません。

辞めることを決断したのなら「退職届」でなければ意味がありませんよ。

「退職届」は、会社に対してあたなからの通告であり、言わば最後通牒ですから、後から取り下げはできません。

 いつまでに提出すべきか

労働基準法では2週間前までに提出することを求めていますので、これが一つの基準ですが、上司に相談して合意できれば、明日でも構いません。

就業規則に30日前などの決まりがあれば、それに従いましょう。
ただし、『半年前』などと無茶な記載は法的に無効ですから、強く交渉すべきです。

そうは言っても、会社や後任者に迷惑をかけないようにしたいものです。

自分の地位や業務内容を考慮して、引き継ぎに必要な時間を見てあげるくらいの配慮は社会人のビジネスマナーとして必要です。

また、退職日は、給与の締め日にすると、妙な日割り計算の必要がないので、トラブルの原因がひとつ減ります。

手書きかパソコンか

前にも書きましたが、どちらでも構いません。

だけど、自分の一生を左右する需要な文書ですから、本当に辞めてよいのかをよく考えながら、丁寧に手書きをしてはいかがでしょうか。

パソコンに記憶させておいて、何回も書くようなものではありません。

縦書きか横書きか

これもどちらでも構いません。

ただ、慣例としては、縦書きのほうが正式っぽいです。

手書きで書こうと決めたら、格式の高そうな縦書きにしたほうが、受け取った会社の担当者にもあなたの本気度合いが伝わるような気がします。

あえて、横書きを選ぶ理由はありません。

まとめ

退職は大きな決断ですが、前向きな人生のための必要な決断を恐れてはいけません。

退職を決断したら上司に相談して、退職までのスケジュールを固めます。

上司と合意したら、退職届を提出します。
会社の規定の用紙があればそれを使いますが、なければ便箋に手書きで書きましょう。

特別な理由がなければ、縦書きにして書類に重みを付けましょう。
横書きにする積極的な理由はありません。

退職理由は「一身上の都合」とします。
上司や人事部との面接では、方便で構わないから前向きな理由か自分では不可避な理由をあげます。
「人間関係の恨みつらみ」や「給料が安い」などの不満を言っても良いことはないもありません。

後任者に迷惑をかけないような引き継ぎ期間とスケジュールを考慮しましょう。
法的に引き継ぎの義務はありませんが、社会人としてのマナーです。

感情にまかせて会社を辞めてはいけません。
「てやんでぇ、こんな会社今すぐ辞めてやらァ」なんてのは最悪です。
冷静に自分の環境を判断して、辞めてからどうするのかの人生計画をしっかり見据えてください。


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