免許証に記載された本籍を確認する方法を紹介します

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運転免許証には本籍が記載されていないが

上の図で示したように、平成22年下期以降に交付された運転免許証には、本籍の欄がありません。

10年前の平成18年の運転免許証には、本籍欄がついていました。

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実は、この中間に、免許証のIC化に伴って、本籍欄はあるけれども表示が空白だった時期もあるのです。

現在は免許証のIC化が進み、個人情報保護のために、日常的に必要性が少ない『本籍』は表示されなくなりましたが、情報としてはICチップ中に本籍が記録されているのです。

日常的に運転免許証を『身分証明書』として活用する場合には、写真と、住所・氏名・生年月日が記載されていればだいたい事足ります。


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どうしたら本籍が確認できるのか

「IC免許証記載内容確認装置」があれば、ICチップ内の情報を読み出すことが出来ます。
ただし、8桁の暗証番号が必要ですよ。

その装置は、どこにあるか?

スマホのアプリで読み出せます(←誤情報でした)

2016年12月の調査では、
「NFC機能を有しているスマホであれば、『運転免許証リーダー』というアプリで、本籍も写真も読みだすことが出来る」
と書きましたが、2017年3月の再調査によると、本籍の読み出しは出来ませんでした。

誤った情報を提供してご迷惑をお掛けしたことについてお詫び申し上げます。

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さて、紹介したアプリですが、上の図の左側がアンドロイド用で無料です。
右側はiPhone 用で480円です。

単純に免許証番号をOCR機能で読み取るだけのアプリであり、本籍や写真を読み出す機能はありません。

免許センターか警察署に確認装置があります

裏技ではありませんが、どこか近くの警察署に行けば、本籍を読み出してもらえます。ただし、交番や派出所ではダメですよ。

ここで、8桁の暗証番号が必要です。

当然ですが警察署以外でも、運転免許試験場と免許更新センターには「IC免許証記載内容確認装置」が設置されています。

なお、電話では本籍を教えてくれませんし、本人が出向いても免許証を持参しなければやっぱり教えてもらえません。

暗証番号の秘密

免許証の交付を受けるときに、2つの暗証番号を申請しているはずです。
何のためにこの番号を申告するか知っていますか?

実は、この暗証番号は、ICチップの内容を読み出すためだけにあるのです。

大半の人は、一度も使わずに免許証を更新することになります。
更新後の新しい免許証では新たに別の番号を申告するので、古い番号は関係なくなります。

免許証と一緒にこんな紙をもらっていますね。

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ここで『暗証番号1』と『暗証番号2』に分かれていることにも、ちょっとした意味があるのです。

『暗証番号1』は、ICチップに記録された『氏名、生年月日、免許証交付年月日、有効期間、免許の種類、免許証番号』を確認するために必要な暗証番号なのです。

すべて免許証表面に印刷表示されていますから、わざわざICチップの内容を確認するのは、偽造防止など特殊な場合だけです。

『暗証番号1』だけでは、『本籍と写真』は読み出せません。

本籍、顔写真』を確認したい場合は、『暗証番号1』と『暗証番号2』の両方を入力しなければなりません。

それだけ、本籍情報は秘匿性が高い扱いをされているのです。
暗証番号を忘れてしまった場合でも、本人が運転免許証を持参して直接、警察署または運転免許試験場等に申し出れば教えてもらえます。


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まとめ

本籍が必要になるのは

『本籍』が必要になるのは、次のように人生の進路を大きく左右する場合が多いです。

  • 相続手続き
  • 遺言書を作る時
  • パスポート発給申請をする時
  • 生命保険を請求する時
  • 年金を受給する時
  • 本籍地以外の市町村に婚姻届を出す時
  • 他にもたくさんあります

こんな時に、運転免許証から本籍情報が確認できるならば、いちいち戸籍抄本を取り寄せなくても、暗証番号を入力するだけなので手続きが楽になりますね。

 個人情報保護

『本籍』は人生の転機では必要になりますが、日常生活では個人情報として知られたくないケースもありますので、簡単に分かるようにしない方が無難です。

特に問題なるのが、外国人の場合と差別問題に関わるような場合です。

日本人として暮らしていた人が、実は外国人だったと知られて不利な扱いを受けることがあるかもしれません。

免許証は普段携帯する率も高く、また紛失なども多いので、その際に不必要な情報が拡散しないようにとの配慮が必要なのです。

免許証を無くした経験のある人は結構多くて、免許センターで再発行してもらいます。

紛失して再発行すると、免許証番号の末尾の数字が『0』から『1』に変わります。
もちろん、2回目なら『2』になります。

10回目となると、『10』にはならずに、『1』に戻るそうです。

最近では身分証明書代わりになるほど、大多数の国民が運転免許を取得します。

以前は急に本籍を書かなくてはいけない時に免許証で確認していた方が大変多かったことと思います。

本籍は日常的に必要になることはほとんどないので、覚えている人って案外少ないのではないでしょうか。

特に現住所と、かけ離れた住所だったりするとほとんどの方が記憶にないかもしれませんね。

運転免許証には記録されているのですが、不必要な情報を撒き散らさないように、ICチップの利用で対応しているのです。


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


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コメント

  1. 通りすがり より:

    androidの「運転免許証リーダー」というアプリは、本籍と写真を出すことができましたよ。
    iOSの方は知りませんが、少なくともすべてが誤りとは言えないと思いました。

  2. 管理人 より:

    誤りを指摘した者です。

    なるほど、こうして指摘したにもかかわらず、お試しもなさらず誤った情報を流し続けるポリシーだということがわかりました。

    残念です。

    • いろはに太郎 より:

      管理人さん、おはようございます。

      再度のコメントありがとうございます。

      ご指摘をいただいた後に、スマホのアプリが誤情報だったことを明記し、このアプリには本籍や写真を読み出す機能はないことを書きました。

      まだ、誤解を生むような表現が残っていたのでしょうか。

      ご指摘いただければ、対応いたしますのでよろしくお願いします。

  3. 管理人 より:

    うそ情報を載せないでください。
    iPhoneアプリは免許証のIC情報を読み取るものではありません。
    迷惑です。

    • いろはに太郎 より:

      管理人さん、こんにちは。

      コメントありがとうございます。
      アプリのレビュー欄を見たら、以前とはだいぶ変わってしまったようですね。
      結果的に、ウソの情報を流してしまいました。
      申し訳ございません。
      直ちに本文の方を訂正致します。

      ご指摘ありがとうございました。