ヨガというといろんなポーズで身体を無理矢理に折り曲げているようなイメージがあります。
インドに伝わる修行とだも言われています。
そんなヨガ、初心者にも向くのでしょうか?
ヨガと聞くと身体が柔らなくないとできなさそうって思ってしまいます。
赤ちゃんのポーズだけを1周間
本を読むと「身体が硬い方が柔らかくなり血行などがよくなると書いてあるし、現代病の肩こり・疲れなどに効くようなことも書いてあります。
始めてみたいけど、なんだか怖そうだと思っているあなた。
初心者はまずはひとつのポーズを1週間続けることを試してみましょう。
全身のリラックスになる赤ちゃんのポーズです。
赤ちゃんのポーズは誰でもできる簡単なヨガです。
仰向けで膝を抱えるようにして丸くなり、首を挙げて抱えた膝を見るようにします。
丸くなった姿勢のままで3~4回呼吸して、息を吐きながら腕を解いて頭をを下ろし、膝を立て足を元に戻す。
これで腰のストレッチ効果もあり、整腸作用も期待できます。
ヨガにおいては、ゆっくり呼吸をすることでリラックス効果が増します。
人間は丸くなることで安心感が増すのです。
身体が硬い方でもこのポーズならば無理なくできます。
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慣れてきたら
次には開脚した状態で、背中を丸めたり伸ばしたりするポーズをやってみましょう。
これにより足やお尻のあまり使わない筋肉を使うことによりすっきり感が出ます。
太ももの裏の筋肉は大きい筋肉の割に使う機会が少ないのでここを使うことにより運動効果もあります。
大きな筋肉を刺激することにより衰えた筋肉が覚醒して身体がすっきりします。
大きな筋肉を動かすと身体全体の温度も上がり熱くなります。
筋肉に疲れを感じたらリラックス
初心者が急に体を動かすと疲れや倦怠感がでます。
その時には正座して手を上に伸ばしてそのまま前に伏せる。
その際呼吸は平常に保ちます。
このポーズは全身にリラックスを促して疲れた筋肉にもよいのです。
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ヨガとストレッチの違い
初心者はヨガとストレッチの違いが理解できていない人が多いです。
見た目は同じようなことをやっていますが、実はまったく違うのです。
ストレッチは、スポーツをする時に怪我防止のためや疲労軽減のために行います。
ストレッチそのものは目的ではなく、いわばスポーツの付属行為です。
それに対して、ヨガは運動とは関係なく、ヨガそれ自体が目的の行動です。
最も大きな違いは、「部分」か「全身」かです。
- ストレッチは身体の部分に着目します
- ヨガは心を含む全身に着目します
ストレッチは、肘とか肩とか、アキレス腱とか、身体のパーツに注目して、怪我がないように、疲労が残らないようにとの視点で身体の部品をメンテナンスする手法です。
ヨガは、まったく違います。
ヨガは、全身を見て、全身の状態が良くなるように考えられたスキームです。
一見すると、ストレッチと同じようにパーツを伸ばしたり丸めたりしますが、その奥で常に意識しているのは「体感」であり「精神」なのです。
ヨガでうるさく呼吸法のことを言うのは、そのためなのです。
ヨガの呼吸法は重要なのです。
ポーズの時には呼吸をゆっくり長くすることにより、心や体にリラックス効果を生み出すのです。
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本格的に取り組む前の試験として
まずは、ゆっくりとした呼吸法を意識して、赤ちゃんのポーズの1ポーズ毎日続けてみましょう。
1周間続けることができたら、本格的にでヨガに取り組む準備が出来たと思ってよいでしょう。
本格的にヨガを学ぶ気持ちがあるかどうかの試金石として、赤ちゃんのポースを一週刊続けてみましょう。
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