西洋タンポポと日本タンポポの違いを見分けるたった一つのポイント

タンポポについては、外来種の西洋タンポポと日本在来種の日本タンポポがありますが、その違いの見分け方を知っている人は、案外少ないようです。

外来種が在来種を駆逐した植物の例としては、在来種のアキノキリンソウが、セイタカアワダチソウに駆逐されて、ほとんど見かけなくなった例がありますが、日本タンポポも同様にほとんど見かけなくなりました。

見分け方のポイントはたった一つで簡単です。
しかし、問題は、比較の対象となる在来種を見る機会が殆どないことですね。


スポンサーリンク


見分け方のポイント

西洋タンポポはガクが外側に広がっているが、日本タンポポはガクを閉じている。
簡単な図で説明しましょう。

20150421c

この図で一目瞭然ですが、一見してガクに見えるところ、実際は総苞片(そうほうへん)といいますが、これがきちんとしぼんでいるのが日本タンポポで、外側に散らかったように反っているのが西洋タンポポです。

見分け方は簡単なのですが、日本タンポポを探すのが大変です。

写真を見てください

私が撮影した写真を提示します。

クリックすると大きくなるので、拡大してガクの部分を確認して下さい。

018mIMG_2268

どこで見たかと言うと

私は、長いこと日本タンポポを探していました。

しかし野原で見かけるタンポポはすべてガクが広がっていた西洋タンポポでした。

環境省指定要注意外来生物で、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

もう、日本タンポポは絶滅したのかと諦めていましたが、先日、あるところで初めて日本タンポポを目にしたときには感激で涙が出るほどでした。(;_;)

その場所とは、明治時代の豪農が名士の迎賓館として使っていたお屋敷の庭でした。

福島県の本宮市に「蛇の鼻遊楽園」という観光施設がありますが、その中の蛇の鼻御殿の庭です。

明治時代からの邸宅で管理が良かったから、外来種の侵略をくい止めたのかもしれませんね。


スポンサーリンク


西洋タンポポは、食用として持ち込まれたらしい

古来より、タンポポの葉っぱは食用とされていて、Wikipwediaによると、札幌農学校の米国人教師が食用として持ち込んだという説があるらしいです。

わたしは、10年ほど前に中国の大連に駐在員として赴任していました。

その当時、農家の爺さんが山で採ってきたタンポポの葉っぱを一山1元(約15円)で売っていました。

200504017

生で食べるのは心配だったので、さっとゆがいて殺菌してからわさび和えにして食べました。
ほろ苦くておいしかったですよ。

現在でも、野原のタンポポのはっぱをつんで、サラダにして食べることもあります。
美味しいです。(よく洗ってね)


なんでも調べる『いろはに情報館』です。 熟年の知識と含蓄で古いものほど得意です。 ネット上にあふれる種々雑多な情報をプロのテクニックで検索して分かりやすく整理してお届けします。


関連コンテンツ


スポンサーリンク


コメント

  1. 関川 八郎 より:

    ハッチャンより
    今朝日高市運動公園を散歩中、タンポポの群生に出会いました。
    一週間くらい前から咲き始めています。小ぶりの小さめのタンポポです。
    西洋タンポポと日本タンポポの違いを知りたくて、家に持ち帰って調べたら、
    額はきちんと閉じていました。

    • いろはに太郎 より:

      ハッチャンさん、コメントありがとうございます。
      日高市というと彼岸花の巾着田で有名なとところですね。
      群生地のタンポポの額が閉じていたとは、珍しいですね。
      日高市は比較的近いので、機会があったら行ってみたいと思います。

  2. たんぽぽまん より:

    京都府ですが、日本のタンポポを発見しました!
    こちらのページを参考にさせて頂きました
    ありがとうございましたd(^O^)b

    • いろはに太郎 より:

      たんぽぽまんさん、こんにちは。

      参考にしていただけて光栄です。
      今後もよろしくお願いします。

  3. なかどて より:

    nakadoteです。 詳しいことは分かりませんが、荒川と中川の間にある中提を河口から彩湖まで自転車で走っていたら西洋タンポポに交じって関東タンポポが結構咲いていました。 彩湖の上流にはサクラソウの自生地があって、シロバナタンポポも咲いているようです。 自分は4月17日(月)に訪れましたが、残念ながら少し遅かったようです。
    ちなみに、昨年の今頃は堀切大橋付近でシロバナタンポポとタンポポの掛け合わせらしき花を見つけましたが、今年は見つけられませんでした。

    • いろはに太郎 より:

      なかどてさん、情報提供ありがとうございます。

      彩湖と言えば、2020年オリンピックのボート会場候補として騒がれた調節池ですね。
      そうですか、カントウタンポポが自生しているのですか。

      比較的近くなので、来シーズンには行って観察してみます。

  4. いろはに太郎 より:

    クリハラさん、コメントありがとうございます。

    そうなんですか、行って見てみたいです。
    でも、ちょっと遠いかな。

  5. クリハラ より:

    日本タンポポなら伊勢崎市の粕川の土手にいくらでもさいてますよ。たぶんですがガクも閉じてるし。。。