西洋タンポポと日本タンポポの違いを見分けるたった一つのポイント

タンポポについては、外来種の西洋タンポポと日本在来種の日本タンポポがありますが、その違いの見分け方を知っている人は、案外少ないようです。

外来種が在来種を駆逐した植物の例としては、在来種のアキノキリンソウが、セイタカアワダチソウに駆逐されて、ほとんど見かけなくなった例がありますが、日本タンポポも同様にほとんど見かけなくなりました。

見分け方のポイントはたった一つで簡単です。
しかし、問題は、比較の対象となる在来種を見る機会が殆どないことですね。


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見分け方のポイント

西洋タンポポはガクが外側に広がっているが、日本タンポポはガクを閉じている。
簡単な図で説明しましょう。

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この図で一目瞭然ですが、一見してガクに見えるところ、実際は総苞片(そうほうへん)といいますが、これがきちんとしぼんでいるのが日本タンポポで、外側に散らかったように反っているのが西洋タンポポです。

見分け方は簡単なのですが、日本タンポポを探すのが大変です。

写真を見てください

私が撮影した写真を提示します。

クリックすると大きくなるので、拡大してガクの部分を確認して下さい。

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どこで見たかと言うと

私は、長いこと日本タンポポを探していました。

しかし野原で見かけるタンポポはすべてガクが広がっていた西洋タンポポでした。

環境省指定要注意外来生物で、日本の侵略的外来種ワースト100に選定されています。

もう、日本タンポポは絶滅したのかと諦めていましたが、先日、あるところで初めて日本タンポポを目にしたときには感激で涙が出るほどでした。(;_;)

その場所とは、明治時代の豪農が名士の迎賓館として使っていたお屋敷の庭でした。

福島県の本宮市に「蛇の鼻遊楽園」という観光施設がありますが、その中の蛇の鼻御殿の庭です。

明治時代からの邸宅で管理が良かったから、外来種の侵略をくい止めたのかもしれませんね。


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西洋タンポポは、食用として持ち込まれたらしい

古来より、タンポポの葉っぱは食用とされていて、Wikipwediaによると、札幌農学校の米国人教師が食用として持ち込んだという説があるらしいです。

わたしは、10年ほど前に中国の大連に駐在員として赴任していました。

その当時、農家の爺さんが山で採ってきたタンポポの葉っぱを一山1元(約15円)で売っていました。

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生で食べるのは心配だったので、さっとゆがいて殺菌してからわさび和えにして食べました。
ほろ苦くておいしかったですよ。

現在でも、野原のタンポポのはっぱをつんで、サラダにして食べることもあります。
美味しいです。(よく洗ってね)


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コメント

  1. いろはに太郎 より:

    クリハラさん、コメントありがとうございます。

    そうなんですか、行って見てみたいです。
    でも、ちょっと遠いかな。

  2. クリハラ より:

    日本タンポポなら伊勢崎市の粕川の土手にいくらでもさいてますよ。たぶんですがガクも閉じてるし。。。