キッチンには口に入るものが多いので、お掃除にも強い洗剤を使うにはちょっと抵抗がありますよね。
その点で重曹は口にも入れられるので安心です。
キッチンの大掃除には、重曹を予め3つのタイプに加工して使うと便利です。
3つのタイプに加工しておきましょう。
- 粉のまま振りかけて使う粉末タイプ
- 水に溶かして水溶液にするスプレータイプ。
- 重曹に少量の水を加えて練り物にするペーストタイプ
◇粉末は調味料入れに
粉末のままで、粉として使うときは100均の調味料入れなどに入れて振りかけながら使うと便利です。
例えば、こんなイメージの容器に、重曹の粉末を半分ほど入れておきます。
◇ペーストタイプは片栗粉を混ぜる
ペースト状のものはクレンザー代わりになります。
ジャムなどが入っていた空き瓶を利用すると良いでしょう。
- 重曹:大さじ2杯
- 水:大さじ1杯
- 片栗粉:小さじ1/2
※ クリームクレンザーを混ぜても良い
◇スプレータイプはボトルに詰めて
水に溶かして水溶液にした液体をスプレーボトルに詰めておきます。
スプレーボトルは、空いた洗剤容器でも良いし、百均でおしゃれなスプレーボトルを購入しても良いでしょう。
- 水:500cc
- 重曹:大さじ2杯
ではお掃除です
◇換気扇は袋に入れてつけておく
キッチンの大掃除の大物の一つは換気扇です。
換気扇はすべて外して40度くらいのお湯に重曹を溶かして浸けおきします。
キッチンの流しに大きめのビニールをかけて浸けておきましょう。
◇五徳はグツグツ煮てしまう
五徳は大きな鍋に重曹を入れてから煮てしまいます。
お湯になってから重曹入れると吹きこぼれますので最初から入れて5分ほど煮て、そのまま冷まします。
◇壁はペーストタイプでこすります
キッチンの壁はペースト状のもので掃除します。
垂れずに掃除できて安心です。
◇排水口は酢を一緒に使う
排水溝には粉を直接振りかけてから「酢」をかけて熱湯かけると泡がもこもこ出てきますが、その泡が排水溝をきれいにしてくれますので、大掃除の時には酢を使ってください。
夏などは洗い物が終わったら振りかけておけば臭いなく過ごせますよ。
◇扉と床はスプレータイプで
キッチンの大掃除でシステムキッチンの扉はスプレーで掃除すれば簡単にきれいになります。
そのまま床掃除すればいいんです。
セスキ炭酸ソーダで床を掃除すると滑りますので、重曹で床掃除しましょう。
あとの二度拭きも要らず楽ちんです。
◇冷蔵庫はスプレータイプとペーストを使う
冷蔵庫は食品を使用するので重曹の掃除が便利です。
スプレーで拭き掃除すれば簡単できれいになります。
冷蔵庫のパッキンにはペースト状でこすっておけば頑固な汚れも落ちます。
割りばしに布を巻いて(以前あったマツイ棒)使えば隅まで掃除できます。
力も入りきれいになります。
◇オーブントースターはペーストタイプでこする
オーブントースターの扉が茶色く汚れていたら、ペーストでこすっておきましょう。
研磨剤もあるのでごげ汚れが落ちます。
◇レンジはスプレータイプで臭いも取る
レンジはスプレーで拭けば臭いとともに汚れが落とせます。
3つのタイプを使い分ける
このように、重曹を予め3つのタイプ加工して、瓶やボトルに詰めておくと、専用の洗剤のように手軽に使用することができます。
キッチン以外にも、お風呂場や子ども部屋など、薬剤や洗剤を使いたくないところにいろんな用途に合わせて作業ができますよ。
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