新聞紙を折って作るゴミ箱が便利です。
小型のものは、卓上で枝豆の殻を入れるによく利用しており、まとめて作り置きして、ゴミと一緒にポイ捨て出来ます。
ここでは、5種類の作り方を説明しますが、基本はA型、B型、C型の3種類で、A’型とB’型の2つは簡単な応用です。
新聞紙を折って作るゴミ箱を動画で紹介しているサイトがいくつかありますが、解説もなくひたすら折っているのを見ていてもよく分かりません。
ここでは、じっくり見て分かるように図解で説明しています。
作り方はどれも簡単ですが、C型がちょっと難しいかな。
5種類の寸法
名 称 | 横 幅 | 奥 行 | 高 さ |
A型 | 13cm | 13cm | 13cm |
B型 | 10cm | 10cm | 10cm |
C型 | 14cm | 14cm | 7cm |
A’型 | 20cm | 20cm | 10cm |
B’型 | 13cm | 13cm | 13cm |
寸法はいずれも概算です。
A’型アレンジ | 横 幅 | 奥 行 | 高 さ |
A4用紙 | 10cm | 10cm | 5cm |
新聞半分 | 14cm | 14cm | 7cm |
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A型の作り方
1枚の新聞紙を使います。
紙面に1ページを基準にしてスタートします。
半分に折って、もう一回半分に折ります。
斜めに袋に広げます。反対側も。
両面を袋に広げてから、折り目がない面を出します。
表面の1枚だけを、全体の3分の1の線で内側に折ります。
裏返して、反対面も同様に折ります。
上端から、2回折り返します。
裏返して裏面も2回折り返します。
作り置きするなら、この状態でストックすると良いでしょう。
使うときに、中に手を入れて、立方体に形を整えます。
これが出来上がりの状態です。
B型の作り方
1枚の新聞紙を使います。
紙面に1ページを基準にしてスタートします。
下端を斜めに折ります。
上端から、表面の2枚だけ手前に2回折り返します。
裏面に反転させます。
両側から折って、真ん中で合わせます。
折った端を押し込むと広がらずに収まりが良いです。
作り置きするなら、この状態でストックすと良いでしょう。
使うときには、中に手を入れて形を整えます。
底部に余分な三角形ができるので、片方に倒して底の一部にします。
完成した姿はこうなります。
A型と比べると、耳が飛び出さないので、外観はきれいに見えます。
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C型の作り方
C型は、仕上がりはとてもきれいでしっかりしています。
本来は、正方形の折り紙用の技なのです。
ここで、正方形に切っても良いのですが、面倒なのでそのまま折り込んでしまいます。
ここで、しっかりと折り線をつけておくとあとの作業が楽になります。
キャラメル折りのところがちょっと難しいかも。
写真をよく見て、構造を頭に入れてくださいね。
底の正方形をきっちり作ると、見栄えが良くなります。
完成した形がこれです。
はみ出した耳や、底部分の三角形の折り返しもなく、しかりしていて形もきれいです。
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A’型の作り方
A’型の名前通り、A型の作り方とほとんど同じなのです。
途中一箇所だけ折り幅を変えるだけなのです。
1枚の新聞紙を使います。
紙面の1ページを基準にしてスタートします。
半分に折って、もう一回半分に折ります。
斜めに袋に広げます。反対側も。
両面を袋に広げてから、折り目がない面を出します。
実はここまで、A型と全く同じです。
次の折り幅が、A型と違います。
A型では、全体の3分の1幅で折りましたが、A’型では4分の1幅で折ります。
裏側も同じように折ります。
最後に手を入れて広げて、形を整えれば出来上がりです。
B’型は、大きくなるので、新聞紙を半分だけ使うとか、小さなチラシを使うとかアレンジをすると良いでしょう。
A4サイズの紙(一重)で作ると、11cm✕11cm✕5cm高さになり
新聞紙半分(二重)で作ると、14cm✕14cm✕7cm高さ
程度の大きさになります。
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B’型の作り方
B’型は、実は新聞紙を2枚使って、スタートの紙の大きさを2倍にしただけなのです。
だから、作り方は省略します。
用紙が2倍になっても、完成した箱の寸法は2倍にはなりません。
B型が10cmの立方体なのに対して、
B’型は13cmになるだけでです。
目的に応じて、使い分けてください。
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