ピロリ菌は胃に棲みつくことができる
ここ最近よく聞くピロリ菌。
その昔、人間に胃は強い塩酸があり、細菌には適さないと思われていました。
が、ピロリ菌の発見により人間の胃の塩酸にも強い菌が存在することがわかり、それによって胃・十二指腸潰瘍などの発病にも影響があるとわかりました。
日本人に多い胃がんの原因とも言われています。
ヨーグルトのピロリ菌抑制効果が発見された
その後、ヨーグルトにはピロリ菌を抑制・減少・除菌する効果があることが発見されました。
すべてのヨーグルトではありませんが、ある種のヨーグルトに含まれる乳酸菌にそのような作用があります。
商品名が明治のLG21で、菌の正式名称はラクトバチルスガッセリーOLL2716株と言い、ブルガリア菌やガセイ菌と同じ種類の乳酸菌です。
胃で生きる力が強い乳酸菌で奇跡の発見とも言われています。
ピロリ菌を除菌するための乳酸菌を混ぜ込んだヨーグルトがLG21なのです。
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腸内細菌の主役は乳酸菌
人間の体内には腸内細菌として乳酸菌が存在します。
腸内細菌にヨーグルトの乳酸菌をプラスして腸内細菌の善玉菌の応援をする役目もするわけです。
ピロリ菌に効くとはいってもすべての人のピロリ菌を除菌できるわけではありません。
ただ、抗生物質とは違ってヨーグルトは副作用がないので、身体への悪影響がなくピロリ菌を抑制することが出来るのです。
薬で除菌を行う前に、ヨーグルトによって体内のピロリ菌を減らすことによって、薬の効果を最大に発揮することができます。
また人によっては、ヨーグルトだけでもピロリ菌改善の方向に進むことが報告されています。
普段の食事として料理に加える
ヨーグルトならば、普段の食事に加えるような使い方によっても効果を発揮出来ます。
また必ずしも量をたくさん食べる必要はなく、続けることを目標に行えば、効果が期待できるのがヨーグルト健康法なのです。
LG21は胃の内部の胃粘膜に棲み着いているピロリ菌の活動を抑制する力があります。
活動を抑制できるから拡大も防げるわけです。
LG21を食事に組み込むことで抑制できるので、体内のピロリ菌の減少につながります。
ピロリ菌が体内にいても胃炎などの症状がないと分かりませんが、心配であれば予防的な意味も含めてLG21を食べておくことも、今後の体調にもよい影響を及ぼすと考えられます。
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