金魚の水換え頻度とその方法!カルキ抜きはどうする

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金魚の水換え頻度とその方法!カルキ抜きはどうする

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金魚の水槽の水換えの頻度について考えてみると

夏祭りなど金魚すくいを行い思い掛けず金魚を飼うことになることがあります。

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せっかくだからと、キチンと飼育セットを買いろ過装置などもつけても水換えとなると悩んでしまいます。

金魚・メダカなどは水槽に飼ってもいつ水換えしたらよいか分かりませんね。

水換えの頻度はどのくらいが適正なのでしょうか。

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交換頻度の目安

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部分水換え(半量交換)

夏場ならば1~2週間に1回程度に半量の水換えをします。

冬場は金魚の活動が低下しますので、3~4週間に1回の半量交換で十分です。

水の汚れ具合は飼育条件によって異なるので、この水換え頻度は、下に書いたような適正な飼育をしている場合のことです。

飼育条件が悪い場合は、水質汚染が速く進むので、もっと頻繁に水換えをしなければなりません。

次のような状況が観察されたら、すぐに水換えをしましょう。

  • 水が白濁している
  • 水が臭い
  • 水面に泡が残る
  • 金魚が水面で口をパクパクしている

明らかに、水質が異常を来している状態なので、速やかに対処してください。

水替え後1日はエサを与えないでください。

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全量交換

定期的に部分水換えをしていれば、水槽の水質はある程度きれいに維持されるはずです。

しかし、ガラス面や底石にアオコや藻が付いてきたら、全量交換も必要ですが、1年に1回やるかやらないか程度の話です。2019

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なぜ水を換えなくてはいけないのか

金魚は生き物ですから水の中で餌を食べ、結果として排泄物(糞)や餌の食べ残しが水槽に溜まります。

自然界の川や池などではバクテリアが繁殖して、糞や余分な有機物を分解してくれます。

水槽にもバクテリアは存在するのですが、やはり自然界よりも狭いので処理しきれない物質が残ります。

また、ろ過装置の中にバクテリアを育てて、有機物を分解処理させる構造の装置も多いです。

しかし、バクテリアが処理しきれないほどの有機物が水槽に溜まると汚れてしまうので、それを水換えで補っていくことになります。

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水換えの頻度を決める要素

水の汚れ具合は、有機物残渣とバクテリア量とのバランスで決まります。

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有機物残渣

有機物残渣とは、具体的に言えば『糞と食べ残し』です。

極端な話、餌をまったく与えなければ、糞は出ないし食べ残しもありませんから、水換えは不要です。

しかし、それでは金魚が死んでしまいますから、2日に1度は食べ残しが出ない程度の餌を与えなければなりません。

この時に、餌の量が多すぎると、食べ残しの分だけ水質を悪化させますから、水換えの頻度が多くなってしまいます。

餌の量は最小限にすることです。

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好気性バクテリアの量

好気性バクテリアの量は、水槽の大きさとろ過装置の性能によって決まります。

極端な話ですが、90センチ水槽に3センチ程度の金魚が1匹だけだったら、水の汚れは殆ど無いので水換えの必要はないでしょう。

逆に30センチ水槽に金魚を20匹も入れたら、水の汚染はひどいものになりますので、水換えなどというレベルではなく、常に流水で入れ替えるような話になってきます。

また、ろ過装置の大きさは水槽の大きさに対応しているので、結局、水槽の大きさによって、飼育できる金魚の数が制限されます。

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飼育できる金魚の数

飼育できる金魚の数は、下表を目安にしてください。

水槽 小型 (3cm) 中型(5cm)に育ったら
 金魚鉢、ろ過装置なし  2匹 飼育不可
30cm水槽、ろ過装置付き  5匹 3匹
60cm水槽、ろ過装置付き  10匹 6匹

数式で決まっているわけではないので、1、2匹増えたから絶対ダメと言うわけではありません。
あくまでも、目安です。

気をつけて頂きたいのは、金魚は意外と大きくなるものです。

1年で、3cmの小型から5cmの中型に成長しますから、長く飼うつもりなら、飼い始めは小型だとしても、中型を目安にして装置を用意すべきです。

また、金魚鉢は一時的な観賞用であり、大きく育てることは出来ません。

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水換えの方法

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カルキ抜き

水道水には、殺菌のための塩素がカルキ(次亜塩素酸カルシウム)として含有しているので、これを除去しなければなりません。

これはバケツなどに汲み置きして一晩おいておけば抜けてしまいます。

日光に当てると水温が高くなるので、水槽とバケツの温度できるだけ近い温度にしておきましょう。
あるいは、カルキ中和剤(チオ硫酸ナトリウム=通称『ハイポ』)を使う方法も手軽です。

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ガラス面の掃除

洗剤が付いていない、きれいなスポンジやタオル地などで、ガラスの内面を拭き取ります。

水面付近に汚れが付きやすいので、特に丁寧に拭きとってください。

水槽内に浮遊した汚れは、大きい物は編みですくい取りますが小さなものはそのままで構いません。

水草などが汚れていたら洗って戻しましょう。

底石は、毎回でなくても構いませんが、可能であれば取り出して洗うと綺麗になります。

この時に、洗う水もカルキ抜きをした水を使ってくださいね。

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水の吸い出し

灯油のポンプを使って、水槽の水を汲み出します。

ポンプの吸口に三角コーナー用のネットをフィルター代わりにして輪ゴムでとめて使えば、金魚やメダカを間違って吸うことはありません。

ただ、藻や糞が多い時には、すぐに詰まってうっとうしいので、様子を見ながらうまく使い分けましょう。

そこに沈んでいる糞や食べ残しは、狙い定めて吸い取ります。

金魚やメダカを掃除の前に別の容器に取り出してから水換えをする方法もありますが、魚にとってストレスになるので、管理人は、取り出さない方法を推奨します。

二つの流儀がありますが、一長一短なので、好みで選んでよいでしょう。

全量交換の場合は、取り出さざるを得ません。


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