目次
納豆の賞味期限切れ1ヶ月は食べられる?2ヶ月は?
納豆って、最初からネバネバしているし、いつまで食べられるのか分かりにくいよね。
そもそも賞味期限って決まっているのかな。
納豆の賞味期限は決められていますが、賞味期限切れ1ヶ月でも、食べても害はないようです。
では賞味期限切れ2ヶ月はと問われると、答えにくいけど食べて健康被害は発生しなかったという例はあるようです。
この記事では、納豆の賞味期限と、新鮮さの見分け方などについて解説します。
目次に戻る納豆の賞味期限は1週間程度です
納豆の賞味期限は1週間~10日間ほどって知っていましたか?
意外と短いんですね。
納豆の賞味期限に関しては、管理人はまったく無頓着で、賞味期限切れ1ヶ月程度なら平気で食べます。
では、公式には、賞味期限が切れた納豆は、いったいいつまで食べられるのでしょうか。
全国納豆協同組合連合会納豆PRセンターに登録している全国の納豆メーカーのサイト情報を元に、分かりやすくお伝えします。
目次に戻る古い納豆を食べても害はないようですよ
全国納豆協同組合連合会納豆PRセンターに登録している全国の納豆メーカーのサイトを隈なく探しましたが、いつまで食べられるかを明言しているサイトはありませんでした。
逆に言えば、古い納豆が食べられないと言い切っているサイトもありません。
代表的な表現はこうです。
また、納豆に含まれるチロシンというアミノ酸が結晶となり、ジャリジャリとした食感にもなります。
体に害はありませんが、美味しくは召し上がっていただけなくなります。
(あづま食品株式会社)
こんな表現もありました。
少々期限を過ぎても人体に影響はございませんが、品質にこだわる上で、当社としてお薦め出来ません。
10℃以下で保存していただければ、賞味期限までは品質は保たれますが、時間の経過に伴い、食品の低下を招きます。
基本的には賞味期限を過ぎたからといって、食べたら吐き気をもようしたりすることはありません。
ただし、納豆の適度な醗酵による美味しさを味わえて、アンモニア臭が発生しない時間として、賞味期限が設定されておりますので、どうぞ、その期間内にお早めにお召し上がり下さい。
(鎌倉山納豆)
目次に戻る
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限を過ぎた食品は危険だから絶対に食べないと言う人がいますが、賞味期限を過ぎても直ちに危険ということはありません。
食品の種類によって、『賞味期限』と似たような用語で『消費期限』があります。
目次に戻る消費期限切れは危険だから食べるな
消費期限は、腐りやすいものが代表で、仕出し弁当やケーキなど、正常に保存して保存期間が5日以内程度の、痛みやすい食品に設定されています。
「安全に食べられる期限」のこと。
出典:農林水産省サイト
『安全に食べられる期限』を裏返して考えれば、『消費期限を過ぎると危険』ということになります。
『消費期限切れ』の食品は、食べてはいけません。
食中りを起こしたり、お腹を壊したりする危険があります。
目次に戻る
賞味期限切れは危険ではないがまずくなる
『賞味期限』は比較的日持ちのする食品、例えばスナック菓子やカップめんなどに設定されています。
『賞味期限』は同じく農林水産省のサイトでは、このように説明しています。
「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
出典:農林水産省サイト
『品質が変わらずにおいしく食べられる期限』を裏返して考えると『賞味期限を過ぎると品質が変わったりまずくなる』という意味ですね。
『賞味期限切れ』には、腐敗したり品質劣化による生体に対して危険というイメージはありません。
不味いと思わなければ、食べても良いようです。
目次に戻る
新鮮な納豆の見分け方
賞味期限切れでも納豆は食べられるようですが、美味しく食べるなら新鮮な納豆のほうが良いですよね。
新鮮な納豆の見分け方をご紹介しましょう。
目次に戻る粘りがあるか
納豆に調味料を入れずにかき混ぜて箸で持ち上げられるか。
この写真のように、ひとかたまりに持ち上がれば、この納豆は新鮮です。
納豆が古くなると、粘りが弱くなるので、粒が何個か落ちてしまいます。
粘りがない納豆は風味が落ちて美味しくなくなりますが、害ではありません。
目次に戻るアンモニア臭がしないか
鼻にツンと来る刺激臭がアンモニア臭です。
常温で保存した納豆が古くなると、再発酵してアンモニア臭が発生します。
しかし、アンモニア臭が害を及ぼすかというと、そうでもないようです。
(タカノフーズ)
白いつぶつぶが多くないか
もともと納豆には、「被り」と呼ばれるカビのような白い層が現れることがありますが、これは納豆菌の層なので問題ありません。
納豆が古くなると、「チロシン」というアミノ酸の結晶が白いつぶつぶとなって現れてきます。
体に害はありませんが、ザラザラした食感で納豆の旨味を損ねてしまいます。
白いつぶつぶが多量に発生していたら、古い納豆の可能性があります。
古い納豆の見分け方
逆に、古い納豆の見分け方も覚えておきましょう。
おかめ納豆のタカノフーズによると
食べるとシャリシャリとした砂を噛んだような食感があり、苦味があります。
さらに日がたつと表面に白い粒々したアミノ酸の結晶が表れてきます。
いずれでも健康に害になるとは考えにくいのですが、本来の風味は失われてしまいます。
でも、食べられないとは書いていません。
だいたいこのような表現は、どの納豆メーカーでも共通認識です。
目次に戻る
納豆は冷凍保存が出来る
わたしは、中国に駐在員として6年間赴任していた経験があります。
その当時は、日本から輸入した冷凍納豆を購入して、冷蔵庫で自然解凍して普通に美味しく食べていました。
賞味期限を確認したことがありませんが、製造日から1週間や10日以上過ぎていたことは明白です。
日本の納豆メーカーサイトでも、冷凍保存が出来ることを明示していところがたくさんあります。
ただし、国内販売の容器は冷凍用には設計されていないので、ポリ袋に密閉して乾燥を防ぐように注意書きがあります。
きちんと冷凍すれば、数ヶ月は大丈夫です。
目次に戻る
結論:賞味期限切れの納豆はいつまで食べられるのか
自己責任にはなりますが、調査の結果では、いつまででも食べられるようですね。
古い納豆に害があるから食べてはいけないとの表現はありませんでした。
管理人は、賞味期限切れ1ヶ月なら、躊躇なく食べます。
ネット情報としては、
- 2ヶ月経っても食べられたとか
- 乾燥した納豆をお湯で戻して食べたとか
つわものの証言もありますから、そうと古くても食べられるようです。
ただし、
- カビが生えていたり
- 明らかに腐敗臭がしたり
- 豆が形を留めないほど溶けていたら
食べるのをあきらめましょう。
ま、これでは食べる人はいないでしょうけどね。
関連コンテンツと広告