納豆を食べすぎると太りますかって?
こんな質問が出るということは、
- 「納豆は健康食品だからいくら食べても大丈夫」とか、
- むしろ、「食べれば食べるほど身体に良い」などと
間違ったイメージを持っている人が多いようですね。
どんな人間でも過剰にカロリーを摂取すれば太ります。
カロリーの低いものでも食べ過ぎれば太ることは当たり前ですよ。
(下痢をしたり、毒物は別ですよ)
納豆だって、食べ過ぎれば太ります。
納豆ご飯のカロリーは352kcal
納豆の意外な数字に驚くかもしれませんよ。
納豆1パック約50gのカロリーが100kcalです。
100kcalはご飯ですと茶碗の半分強くらいです。
パンなら、8枚切りの2/3枚。
納豆だけをそのまま食べるケースはあまりありませんね。
必ず、ご飯やパスタなどと一緒に食べますから、結果的にカロリーオーバーになりやすい食材なのです。
例えば、茶碗1膳のご飯を150gとすると、ご飯のカロリーは252kcalになります。
それに納豆1パックをかけると、プラス100kcalですから352kcalと、結構なカロリーになります。
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他の食品とくらべてみましょう。
- 吉野家の『牛丼並盛り』が、669kcal
- スシローの『寿司6皿』で、534kcal
(まぐろ、サーモン、たい、えび、とびこ軍艦、たまご) - 丸亀製麺で、『うどん1食分』が580kcal
(看板の釜揚げうどん並、人気のかしわ天、いなり) - 幸楽苑の『あっさり中華そば』が、579kcal
- ジョリーパスタの『ペペロンチーノ』が695kcal
(香味野菜とあさりのペペロンチーノ) - やよい軒の『生姜焼き定食」が、675kcl
これだけ並べて、何を言いたいかというと、これらのランチメニューのカロリーは、納豆ご飯2膳よりも少ないという事実です。
副食無しで納豆ご飯だけを食べたら、2膳くらいは食べてしまうでしょう。
そうなると、上にあげた定食のカロリーを超えてしまうのです。
そういう意味で、注意しましょうということです。
納豆だけを食べる分には、カロリーオーバーになることはないでしょうが、普通はそのようなことはありませんからね。
納豆をたくさん食べた分だけ、主食となるご飯やパスタ、パン、うどんなどを口にすることになります。
また、醤油をかけ過ぎると塩分の摂り過ぎにもなるので要注意ですよ。
プリン体に注意
納豆はプリン体が多く含まれる食品でもありますから、痛風のかた、尿酸値が高い方はご注意くださいね。
『プリン体=痛風』と言われるほどプリン体の摂取量が多くなると痛風を引き起こします。
痛風は体内の尿酸が関節にたまり結晶化することで起こる病気です。
尿酸の材料がプリン体と言われています。
納豆のプリン体は100g中113mg。
一日に摂取してよい量は400mgまでなのでそれほど心配する数字ではありません。
ただそんなに食べていないのにと思ってもご飯に納豆をかけ、2杯食べれば226mgのプリン体を摂取しますから、1日量の半分を超えてしまいます。
他の食材からも摂取するので朝食に納豆ご飯1杯、夜1杯と摂取するとおいしいものが食べられなくなります(笑)
レバーやエビ、鯵の干物のなどには多いので気を付けましょう。
どんな食べものにもプリン体は含まれます。
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まとめてみると
どんなものでも、食べ過ぎれば太る、害になるので、たかが納豆のご飯と思わず、しっかり量を把握して食べるようにしましょう。
思ったより以上に、簡単にカロリーが摂取できてしまうので注意しましょう。
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