味の素の原料はサトウキビで、味の素は自然な発酵食品だった。

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味の素の原料はサトウキビで、味の素は自然な発酵食品だった。

いきなりですが、あなたにとって、卵かけご飯に味の素って『アリ』ですか『ナシ』ですか。

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昭和育ちの私にとっては、ご飯に直接味の素を振りかけるなんて、絶対に『ナシ』でした。

化学物質のかたまりだと思っていたので、ご飯に直接書けるなんてありえない話でした。

しかし、2016年の小栗旬さんのCFを見て衝撃を受け、詳しく調べてみたら、今は安全だと知り、圧倒的に『アリ』に意見を変更しました。

現在の『味の素』の原料は『サトウキビ』であり、化学合成材料など一切加えていない、発酵食品だったのです。

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味の素って「化学調味料」なんて言われていました

私たちが小さいころの昭和の食卓には、醤油・ソース・味の素が必ずあって、何にでもかけてから食べていました。

味の素は一時期「化学調味料」と言われていました。
現在は「うまみ調味料」と呼ばれています。

どう違うのでしょう。

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NHKは商品名を言えないので

昭和30年代の話ですが、NHKの料理番組で味の素を使った時に、商品名が言えないので「化学調味料」と言い始めたことが名付けのきっかけだったようです。

私は、味の素は化学物質だと思って育った世代なので、小栗旬さんがCFで卵かけご飯に味の素をかけていたのにはずいぶんと驚かされました。

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味の素の成分はなぁに

味の素の成分は次にように発表されています。

  • グルタミン酸ナトリウム(主成分)これは昆布の味の成分と同じものです。
  • イノシン酸ナトリウム(1.25%)これはかつおだしに近い成分です。
  • グアニル酸ナトリウム(1.25%)しいたけの味に近いアミノ酸です。
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味の素はどんなふうに作っているの

アミノ酸は人間の身体には必要な物質なのです。

開発当初(明治・大正)は、小麦のグルテンを加水分解する方法で作っていましたが、コストが高いので止めました。

コスト優先で石油の成分から化学的に合成した時期もあります。
昭和40年台頃の製品には、微量の石油由来化学物質の混入が疑われ、この時代の味の素は、まさに「化学調味料」だったわけです。

その後時代が変わって、グルタミン酸を産生する菌が発見されました

現在ではこの菌を応用した発酵法が採用されています

具体的には、サトウキビから砂糖を精製する過程で取れるモラセス(糖蜜)を発酵させてグルタミン酸を産生させる方法で生産されています。

ですから、化学的な合成ではなく、味噌や醤油と同じ発酵食品なのです。

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化学調味料の呪縛が

化学調味料という呼び名で呼ばれた時代から移り変わって、日本人は自然志向になり、段々と合成化学物質を使わなくなりました。

実際、私も自分で食事を作るようになってから味の素を使うことはほとんどありませんでした。

2016年の小栗旬さんの卵掛けご飯の宣伝はえぇ~~ここにかけるの?
って思ったほどでした。

私自身ずっと味の素は化学合成による調味料だと思っていたのです。

ほんだしなどが出てきて、しっかりと味もつくので、使う必要もなかったのです。

実は、今回調べて驚いたのです。

味の素の原料が自然由来のサトウキビで、醤油などと同じ発酵調味料だということ。

また赤ちゃんから妊婦さんまで食べても影響のない食品とのこと。

それには本当にびっくりしました。

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調べてみて安心しました

先日いただきものの中に味の素があって使ってみたら癖のない味でびっくり。

早速CMの卵かけご飯を試してみると、塩味を少なくして、うまみで食べられました。
実際に舐めても味は出汁の味でした。

こうして、卵かけご飯に味の素は『あり』に大きく意見を変更したのです。

味の素は、天然の材料を使用した発酵食品なので、味噌や醤油とおなじく自然食品なのです。

安心して、食べられますね。


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