確実に新札を手に入れるのはアイロン掛けです
結婚式出席する日曜日の朝、新札に両替するのを忘れていたことに気づきました。
日曜日だから、銀行や郵便局はお休みです。どうしましょう!!
ネット情報を調べてみるといろいろな提案がありますが、一番確実なのは、アイロンで新札を復活させる方法です。
ホログラムに熱をかけると光らなくなるので注意
ホログラムとは、1万円札と5千円札の表面左下にあるキラキラした部分です。
ここを加熱すると、光を反射しなくなり黒く見えてしまいます。
紙幣としての価値は変わりませんが、結婚式のお祝いにはふさわしくなくなります。
アイロンがけする時には、この部分は避けてください。
温度は中~低温設定で
日本紙幣は世界でもトップクラスに丈夫ですが、所詮は紙なので、200℃の高温で加熱すると焦げる可能性があります。
また、お札は大丈夫でも、付着していた汚れが焦げる可能性もあるので、中~低温でアイロンがけしてください。
一般なアイロンは、低温設定にすると80℃~120℃程度に自動調整されます。
スチーム機能は使わない
スチーム機能噴射される水蒸気は、一般に100℃以上の高温に加熱されています。
実際的な危険はあまり高くないと思いますが、場合によっては収縮する可能性があるので、スチーム機能は使わないでください。
きれいに伸ばすためには『大根おろし』か『洗濯のり』を使う
水でお札を湿らせてからアイロンをかければ、かなりきれいになりますが、新札と比べるとイマイチかもしれません。
そこに、もう一手間かけることによって、一段ときれいな仕上がりになります。
大根おろしをキッチンペーパーに包んでスタンピング
テレビでも紹介されたテクニックですが、大根おろしの消化酵素(ジアスターゼなど)が、紙幣の繊維を柔らかくする効果があるそうです。
大根おろしをキッチンペーパーに包んで、ポンポンポンとスタンピングして、お札の両面に塗布してから、アイロン掛けをします。
洗濯のりを20倍程度に薄めてスプレー
大根がない場合は、洗濯のりを15倍~20倍程度に薄めて、お札の両面に軽くスプレーします。
ノリが濃すぎると焦げの原因になるので、必ず薄めてください。
以上、説明した内容が、下の動画で実演されていますのでご覧ください。
一目瞭然とはこのことです。
なお、この動画では千円札を使用しているので全面にアイロンを掛けていますが、5千円札と1万円札の場合は、ホログラムの部分に熱をかけないように注意してください。
アイロン掛け以外の方法も紹介します
休日に新札を手に入れる方法として、他にもいくつの可能性があります。
結婚式場で替えてもらう
大きな結婚式場であれば、顧客サービスとしてフロントで両替してくれるところがほとんどです。
ただし、必ず電話で確認して可能であれば氏名を名乗って自分の分を予約しておきましょう。
結婚式場は、最終現場ですから、ここで裏切られたらもう打つ手はありませんからね。
コンビニのATMで限度いっぱいまで万札を引き出す
コンビのATMはコンパクトなので、比較的かさばらない新札が入っている可能性が高いと言われていますので、運が良ければ新札に巡り会えます。
ただし、保証の限りではありませんので、ダメ元覚悟の手段になります。
こまめに2万円だの3万円だのとやっていると、手数料が何回もかかるので、引き出し限度額いっぱいまで出して、新札を選んで残りを再入金するやり方がいいです。
20万円ほど引き出すと2~3枚の新札が入っているかもしれません。
デパートで祝儀袋を買う
これも確実な手段ではありませんが、一縷の望みがあります。
祝儀袋1枚とは言え買えば立派なお客様です。
デパートでは両替サービスをやっていませんが、1階のサービスカウンターのお姉さんに困った状況を話して、
「祝儀袋を買うからなんとかなりませんか」
と泣きつくと、ひょっとしたら、救いの手を差し伸べてくれるかもしれません。
知人に聞いてみる
親しい友人や親戚が近くにいるなら、電話をかけまくって聞いてみましょう。
中には、非常用として新札をストックしている人がいるかもしれません。
運良く、そういう人に巡り合ったらラッキーです。
でも、現実的な可能性はとても低いです。
どうしてもダメだったときの最後の手段
新札だろうと使用済み札だろうとお金に変わりはありません。
祝福する気持ちが込められていれば十分でしょう。
また、受け取る側はそれほど気にしていないものですから、堂々と渡せば何も問題ありませんよ。
ATMも駆使して手持ちの中から、比較的きれいなお札を選びましょう。
それでも十分ですよ。
また、ちょっと気を利かせて、きれいな五円玉に長いリボンを付けて同封する(ご縁が長く続くように)とか、工夫すると喜ばれますよ。
関連コンテンツと広告