ジャンベの演奏姿勢は座奏と立奏がある

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ジャンベの演奏姿勢は座奏と立奏がある

ジャンベの演奏姿勢には、椅子に座って演奏する座奏と、立って演奏する立奏があります。

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立奏はジャンベを吊り下げて股の間に挟む

立奏は、ストラップでジャンベを吊り下げて、股の間に挟んで演奏します。
走るのはちょっと無理ですが、歩くことは出来ます。

行進のようにちゃんと歩くときには、吊るしたジャンベを脇に抱えるようなポーズをとりますが、その場合は、10インチ程度の小型のジャンベを使いますね。

12インチ上のジャンベを脇に抱えて歩くのは、重すぎるのでおすすめできません、てか無理です。

写真は牛津高校のジャンベ部の皆さん

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ジャンベはストラップで吊り下げる

ジャンベには、ストラップを通すためのリングがついています。

このリングにストラップを通して、図のようにジャンベに巻き付けます。


下から潜り込むように、ストラップの下から中央に頭を通し、左右の肩を通します。
そうすると、たすき掛けのように背中でクロスして、こんな格好になります。
薄いピンクの線は背中を回っているストラップのイメージです。

実際の写真はこんな感じです。

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座奏は椅子に座ってジャンベを傾ける

座奏とは、文字通り椅子に座っている状態です。
演奏するジャンベを床に置いて、上から打面を叩きます。

このときに、ジャンベを床に垂直に置くと、空気の逃げ道がなくなり音が響かなくなるのです。

座位で演奏するときには、ジャンベを傾けなければなりません。

通常は、膝の間で挟むか、足を絡みつけるなどしてジャンベが倒れるのを防きます。
下の写真の左の人は足を絡みつけているのが分かりますね。

でも、右側の人はどうでしょう。

足を開いたままで、ジャンベを傾けています。
このままでは、ジャンベが倒れてしまいますよね。

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ストラップをお尻で抑える

実は、ジャンベが倒れないように、ストラップをお尻で押さえるテクニックがあるのです。
下のアニメgifをご覧ください。

演奏の準備として、ストラップをまとめてお尻の下に引っ張って、腰を浮かして『ヨイショ!』っとしているいる様子が分かりますね。
こうして、しっかりとストラップを押さえてしまえば、足を開いてもジャンベが倒れることはありません。

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まとめ

ジャンベは、立って動きながらでも演奏できるし、ステージ演奏などでは椅子に座って演奏することも出来ます。

でも、初心者が練習するには最初は座奏が良いでしょうね。

立奏は、重いジャンベを吊るした状態で姿勢を安定させるのがけっこう大変ですから。

立奏、座奏とは別に、スタンドを使った奏法もあります。
これは、ジャンベの生まれ故郷である西アフリカ地方では、ありえない使い方でしょうが、ステージ音楽でジャンベをドラムパーツのひとつとして扱うような使い方になります。

スタンドを使った演奏は別の記事にまとめておきます。


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