住民票の取り方と必要なもの、書き方の注意点

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本人が市町村役場の窓口に住民票を取りにく場合は、運転免許証などの身分証明書があればOKです。

自筆であれば捺印を求めない役所が増えていますが、念のために印鑑を持参すると安心です。

本人以外の人が出向く場合は、状況によっては『委任状』が必要になります。

住民票の取り方に必要なもの

運転免許証など資格試験の受験やいろいろな契約に際して、住民票が必要になります。

一般に住民票と言う場合は『住民票の写し』のことを指します。
「住民票のコピーではダメです、原本を提出するように」と言われたとしても『住民票の写し』のことなのです。

住民票の原本は、市区町村の役所に保管しているので、外部への持ち出しは出来ません。

住民票を取るのに、時間があればいろいろ調べることも出来ますが、緊急となれば市役所などの窓口に行けばなんとかなると思いますね。

だけど、必要なものが何かわからないと不安になります。

この記事では、最初に必要なものを確認して、さらに、市役所窓口以外で取り方の手順を説明します。

申請者は市役所またはそれに準ずる出張所などに行って申請するのが普通ですが、その際に必要なものを確認します。

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身分証明書(運転免許証など)

住民票を取るために市役所等の窓口に行く場合には、必ず、身分証明書を持っていきます。

本人が出向く場合は本人の身分証明書が必要だし、代理人に依頼する場合は実際に出向く人の身分証明書が必要です。

個人情報保護法により身分を証明する書類がないと交付を受けることができません。

運転免許証やマイナンバーカードは写真がついているので1点で身分証明になりますが、健康保険証や年金手帳など写真がついていない場合は2点を示さないと証明になりませんので、予め確認しておいてください。

⇒ 身分証明書類の詳しい説明

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印鑑(認印でOK)はあまり必要ないが

最近では、自筆の申請であれば捺印を求めない市区町村が増えていますが、それでも念のために持参したほうが安全でしょう。

捺印を求められて拒否すると、住民票の交付を拒否されることがあるかもしれません。

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委任状(代理人に依頼する場合)は記載漏れが無いように

他の人に代わりに申請してもらう場合は規定の委任状が必要になりますから、必ず委任状を託しておきましょう。

委任状は、必ず本人が自筆で記入して捺印してください。
下図は練馬区の記載例です。

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住民票の取り方の記入で注意すること

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誰の住民票が必要なのかを間違えないように

住民票が必要だと言われたときにまずは「家族全員」なのか「個人の分」なのか確認します。

個人の分でしたら、その必要とする人の名前を書きます。

家族の場合ならば家族全員のところに印をつければ他に記入は要りません。
それぞれの役所の指定用紙によって、様式は変わりますが、よく見れば分かります。

20160727h

20160727g

20160727j

20160727f

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表示項目の選択

次に、幾つかの項目について、表示するか省略するかを選びます。

20160727d

20160727i

20160727e

項目の選びかたの詳細は

⇒ 特に記載項目をどのように選ぶのか

そして窓口に出せば取得できます。

受け取る際に身分証明書が必要になります。

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郵送による申請

ほとんどの自治体で、郵送による住民票交付申請を受け付けています。
表示事項についてはきちんと書いてください。

サイト上の注意書きをよく読めば分かりますが、次の4点を同封して請求します。

  1. 申請用紙
    必要事項をすべて記入して押印すること
  2. 返信用封筒
    申請者の住所氏名を記入して返信用の切手を貼付する
    申請枚数が多い場合は、切手の金額が不足しないよう注意すること
  3. 証明手数料
    郵便局の定額小為替を指定している自治体が多い
    一部では現金書留でも受領してくれます
  4. 本人確認資料
    申請者の運転免許証などのコピー

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自動交付機やコンビニ交付サービス

私の住んでいる自治体では自動交付機が設置されているところが何か所かあります。

印鑑証明書のカードに暗証番号が設定されていて、住民票、印鑑証明書が受け取れます。

自動交付機は祝休日、または夜9時ころまで使うことができ便利です。

自治体によっては、コンビニで住民票を交付するサービスを実施しているところもありますので、調べてみると良いでしょう。

私の住んでいる自治体ではまだマイナンバーからコンビニなどで住民票を取得することはできませんが、早くできるようになるととても便利になるのにと思います。

住民票などは何かと必要になりますが、取得の際には時間を割いていくことになり、結構面倒なことになります。

役所は時間も早く終わってしまうので、取得することが大変になります。

学生でも自分が必要ならば取得できるので覚えておいた方がよいでしょう。

学生ならば保険証・学生証などで身分証明できます。

これから受験、免許など必要なことが増えると思います。

簡単なので覚えて自分で取得しましょう。



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