ジャンベの中古が格安の裏技!14インチの大型ジャンベで特に有効

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ジャンベの中古を楽器店で買ってはいけません

ジャンベの中古を楽器店で買ってはいけません。
その理由は、安くないからです。

ジャンベの中古をヤフオクやメルカリで買ってはいけません。
その理由は、皮とロープが傷んで、品質が保証できないからです。

では、どこで買うのか、先に結論を書きましょう。

  1. ヤフオクで、皮が破れたジャンベをジャンク品として落札します
  2. 信頼できるショップでリペア(修理)をします。
    (皮、ロープ、鉄リングを新品と交換さらにボディケア
  3. 店頭の商品よりも状態の良い新品同様のジャンベが半額以下で手に入ります。

では、最上級のジャンベを格安で手に入れる具体的な手法をご覧ください。

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14インチの大型ジャンベが欲しい

ギニアやマリ、コートジボワール辺りの西アフリカ地域が発祥の地とされるアフリカの民族楽器のジャンベですが、ステージ音楽との相性が良いことから、日本でも人気が高まっています。

ステージで他の楽器とセッションをするなら、標準サイスの12インチ以上が望ましいです。
だけど、低音を効かせてメリハリを付けたいので、大型の14インチクラスのジャンベがほしいなぁ。

10年ほど前には、ジャンベを購入するのがなかなか大変でしたが、最近ではアフリカにとても詳しい店主が開いている専門ショップが増えてきたので、比較的容易に購入することができます。

もちろん、大手の楽器店でも取り扱っていますから、そちらで買い求めることも出来ます。

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14インチのジャンベは、5万円以上

14インチクラスのジャンベとなるとだいたい5万円~6万円台の商品が多いです。

品質やブランドによって価格差が生じるのは当然で、高いものは8万円を超えるものもあるし、バーゲンでは5万円を切る場合もあります。

ちと高いなぁ、もっと安くかうことができないか!

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ジャンベは中古でも品質は変わらない

ジャンベという楽器は、電子機器や自動車などのように機械パーツを有する製品ではありませんから、古くなって動かなくなるとか不具合が出るような製品ではありません。

メインとなる胴(シェルとかボデイといいます)は、むしろ古いほうが歪みが取れて良くなる要素もあるのです。

ただし、ヘッドの山羊皮とロープは、消耗品として交換しなければなりません。

こう考えると、ボディ(胴)がしっかりしていれば、中古ジャンベと言う選択がありそうです。

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中古ジャンベはヤフオクで買う

中古のジャンベを購入するとしたらどこで買ったら良いでしょうか?

ジャンベの専門ショップで中古品として販売することもたまにありますが、出物が少ないしあまり安くありません。

なぜ安くないかと言うと、プロの販売者は、ジャンベは中古になってもあまり価値が落ちないことをしているから、安くする必要がないのです。

圧倒的におすすめするのはオークションサイトです。

管理人はヤフオクをよく使うので、ヤフオクを例にして説明します。

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皮が破れたジャンベを狙う

ヤフオクの出品で、皮が破れたジャンベを狙います

ジャンベ全体の価値を判断すれば、胴(ボディ)が70%以上を占めています。
ヘッドの皮とロープは消耗品ですから、新品と交換すれば良いのです。

しかし、素人は皮が破れていると太鼓としての価値がゼロになったと思ってしまいます
ですからジャンク品として、格安の出品をすることがあります。

ボディがしっかりしていれば、なんの問題もありません。
そこが狙い目です。

こんな風にパックリと破れているのが、インパクトがあっていいですね。
どうせ皮は使わないから、どんだけ破けていても関係ありません。

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ペイントされたジャンベは買わない

インドネシア製のジャンベや、TOCAジャンベでボディに塗装をしている製品がありますが、これは避けましょう。

ペイントは剥げるし、修復してもきれいには戻りません。

そもそも、トラディッショナルなアフリカジャンベは、表面無塗装でシアバターで仕上げるものですから、塗装をした製品は候補から外すべきです。

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皮とロープおよびリングがなくても良い

極端な例ですが、皮もロープもリングもなくて構いません。
胴(ボディ)だけあれば良いのです。

しかし、ボディだけの出品はめったにありません。

もしボディだけの出品があれば、ジャンベに詳しい業界の人だと思うので、格安の値段は付けないかもしれませんから、注意してください。

だから、皮が破れてどうしようもないと嘆いている素人の出品を狙いましょう

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ブランド銘板がついていれば信頼性がある

中古ジャンベでブランド銘板が付いているのは『TRIBAL BEAT』が多いです。
TRIBAL BEATは、コートジボワールの工房です。

キクタニミュージックが全面的に販売している他、三木楽器、イケベ楽器など大手の楽器店が広く取り扱っているので、流通の玉数が多いのだと思います。

しっかりした工房なので、このブランドは信用できます。

『KANBALA PERC』とか『NIMBA』の製品もたまに出ることがあります。
どちらも、コートジボワールとギニアの工房で作られたジャンベなので信頼性があります。

『TOCA』は、注意してください。
悪い商品ではないのですが、工業生産品として旋盤加工で生産され、ペイントしたジャンベも多いので、中古品の修理にはあまり適合しないケースがあるので避けたほうが良いでしょう。

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送料込で1万円以下を狙う

ジャンベは大型重量商品なので、送料が高くつくことがあります。
必ず送料を確認してください。

親切な出品者ならこんな風に送料の表を添付してくれます。

しかし、文章で『発送は宅急便元払い100サイズのみ』とだけ表記している不親切な人もいます。
こんな場合は、宅急便のサイトで自分で調べなければなりません。

14インチクラスのジャンベが、送料を含めて1万円以下で落札できれば、満足です。

しかも、多くの場合、おまけとしてソフトケースが付いて来ることが多いので、演奏会などちょっとした移動にはとても役に立ちます。

個人がジャンベを手放すときに、ケースだけ残っても仕方がないので、おまけで付けるようです。

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実際の落札事例

14インチのジャンベが1万円以下なんてうまい話があるのかと思うかもしれませんが、実際の事例を紹介します。

この3例はいずれも34cm(14インチ)以上で、皮が破れているジャンベの出品です。
赤い矢印で示した部分の皮が割れています。

右の2つは、コートジボワールの工房『TRIBAL BEAT』の銘板が付いていますから、品質については安心できます。

左は、スタート価格が1,000円から5人の入札があって、7,000円で落札。
中央は、スタート価格5,000円で、入札者一人で決定。
右は、スタート価格6,000円で、入札者一人で決定。

入札者一人が一番美味しい決め方ですが、オークションは相手があることですから、いつも思うようには行かないでしょう。

最後の競り合いで熱くなって、コノヤロ!って追いかけていったら、いつの間にか2万円を超えていたなんてことにならないように、冷静に対応してください。

大型ジャンベの出品件数はあまり多くありません。
良い出物を見つけるためには3ヶ月以上の期間を見込んでおくべきです。

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中古品をリペアして新品にしよう

皮が破れたジャンベを買っても、そのままでは使えませんから、皮を張らなければなりません。

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自分で皮が張れるなら

あなた自身がジャンベの皮を張ることが出来れば、皮代が8,000円ほどで済みます。
さらにロープが傷んでいれば、3,000円ほどで、新品のロープが購入できます。

合わせて、11,000円ですね

ここまでは、通販で探せばなんとかなります。

自分で皮が張れる人ならこの程度まではご存知でしょう。
しかし、3本の鉄リングを作るのはちょっと無理です。

ヘッド部分の2本のリングは、寸法をきちんと指定すれば作ってくれる鉄工場があるかもしれません。
しかし、中央の小さなリングは、ジャンベの周囲を囲んだ状態で溶接しなければならないので、面倒くさいのでやってくれるところが少ないでしょう。

鉄リングを交換するということは、1本目のリングに巻きつけるアフリカ布も交換することになります。

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プロの修理に依頼しましょう

ジャンベの皮の張替えをしてくれるショップがいくつかあります。

フルコースの修理サービスを全部依頼すると2万円以上かかるのが普通です。
しかも、鉄のリング交換は受け付けてくれないか、やってくれるとしても別料金です。

これらの交換修理作業を全部やってくれて、その上にボディケアもしてくれるサービスがあります。
さらに完成品の送料も無料です。

はっきり言って、破れた中古ジャンベが新品の状態になって戻ってきます。

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アフロモードの修理サービスが半端じゃない

  • ヘッド交換(皮の張り替え)
  • ロープを新品に交換
  • 3本の鉄リングを新品に交換
  • ボディのメンテナンスとツヤ出し
  • 好みの硬さにチューニング
  • 納品の送料無料

アフロモードでは、これだけ徹底的に修理をしても、15,000円です。
(税込み16,200円)

実際に修理サービスのサイトを開いてみると分かりますが、選択の種類がすごいですよ。

ヘッド周辺の仕上げについては、耳ありor耳なし毛付きor毛無しの選択ができます。

どの仕上げを選んでも、費用は同じです。

ロープの色を選ぶことが出来ます。

リングに巻くアフリカ布の色まで選べるのです。

アフロモードのリペアサービス(修理サービス)は、ジャンベの大きさに関係なく価格は16,200円です。
ということは、大きなジャンベを依頼するのがお得という訳です。

そういう意味で、この記事のタイトルには、『特に14インチの本格ジャンベに有効』というサブタイトルを付けたのです。

レビューも高評価

販売ページを見れば分かりますが、ほとんどの人が『★5つ』の最高評価をつけています。


アフロモードのジャンベ修理はこちらから

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まとめ

ここまでの費用を計算してみましょう。

  • ボディ:ヤフオクで送料を含めて10,000円
  • 修理:アフロモードでコミコミで16,200円
  • 合計:26,200円

僅か26,200円で新品同様の14インチジャンベが手に入ります。

アフロモードのボディリペア技術は、シアバターでしっかり仕上げてくれるし、皮は張りたて、ロープは新品、鉄リングと巻布まで新品に交換するので、下手に店頭に並んでいる製品よりもきれいに仕上がります。

はっきり言って並の新品以上の価値に生まれ変わります。

中古ジャンベの買い方として、これ以上のテクニック(裏技)はありません。


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